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旅日記


2002年12月08日(日)
サンタエレーナ
雲り
- エルサルバドル人&グアテマラ人との飲み会 -

 
 結構、飲んだ。今日は。吐きそうなくらい。

 午後一に洗濯した洗濯物を見張りに、午後4時頃、ホテルの屋上へと上がりました。屋上で本を読みながらだらだらしていると、20代後半と思われる男性が、英語で話しかけてきました。
「どこからきたの?」

「日本からだよ」
「どう、グアテマラは?」
「いい国だと思うよ。でもね、ベリーズでもそうだったんだけれども、皆、俺のことを中国人だと思って、からかってくるの。それが少し困り物かな」
「そうか。実は俺、昔アメリカの中華料理店で働いていたんだ。その店には中国人もいたし、アメリカ人もいたし…。だから、俺は、目の前にいる人間が中国人であろうと、日本人であろうと、何人であろうと気にしないよ。つまり、その人間次第ってことさ」
「うん、そうそう。俺もそう思う。」
「セントラルアメリカの人々は、お金もあまり持っていないし、海外旅行なんてなかなか出来ないんだ。たとえお金を持っていたとしても、メキシコに行くにも、観光ビザなんてほとんどとれないんだよ。条件や審査が厳しくて。ましてやアメリカなんか行こうと思ったら、正規の方法では絶対に入国できない。だから、皆、外国人に対する知識が不足しているんだ。国外にどんな人間が住んでいて、どんな生活をしていて…。そんなことを知識として実感として全く持ち合わせていない。だからアジア系の人間を見れば、全て中国人だと認識するし、欧米系の人間を見れば、彼らが全てアメリカ人だと認識するわけさ。最近、中米各国には中国から多くの人間が移民してきていて、地元の住人は職を奪われたり、商売敵が増えたりと大変な思いをしているんだ。だから、中国に対する嫌悪感を多くの人が持っているのさ」

 そう話す彼は、エルサルバドルの生まれの27歳。名前をレオンソといいます。彼は貧困のため、16歳の時、ビザなしでアメリカに入国(不法入国)し、サンフランシスコの中華料理店で2年間働いていたとのことです。その後、生まれ故郷のエルサルバドルに戻り、現在は酪農業を営んでいるとのこと。
「自分が生まれたときには、家には何もなかったのだけれども、今では牛が10頭もいるんだぜ!」

 こんな彼に私は好感を抱き、また彼も私に興味を持ってくれたみたいで、それから2時間にわたって、"旅行者のためのスペイン語講座"を開いてくれたのでした。途中から、エルサルバドルからここグアテマラに旅行に来ている彼の友人3人を交え、午後6時すぎ、スペイン語講座はおしまいとうことになったのでした。その後、彼の友達がスペイン語で私に聞いてきました。レオンソが通訳となり、私に伝えてくれます。

「ビールは好きか?」ってさ。
「うん。すき。っていうか、大好物」
「よしきた!」だって。

 10分後、その彼は10カンものビールを両脇に抱えて戻ってきました。

「俺らからのおごりだから、飲んで!」とレオンソ。
「え!ありがとう!じゃぁ、みんなで飲もう!」
「いや、俺らはあまり好きじゃないから、君がすべて飲んで!」
「え?俺だけ?なんじゃそりゃ!そういうことなら、お金払うって!」
「いらないから、飲んで飲んで!」

 ひとりでは飲みきれないので、いや、みんなにも飲んで欲しかったので、"ゲームをして、負けたやつは罰として一口飲む!"という提案をしてみたところ、皆思いのほか簡単にのってきました。提案したゲームは"サンミュクサンミュクー"。カナダに住んでいたときに韓国人の友達からこのゲーム教えてもらい、飲みながらよくやっていたものでした。

 ルールの解説をします。基本ルールは、皆で並んで、順に1から数字を口でカウント(増加)していき、途中、数字に"3"、"6"、"9"が入るときには、口で数字を言うのではなく、手をたたかなければいけないといったものです。進む順番は時計回りとしましょう。たとえば3人でゲームを開始するとしましょう。メンバーの名前を仮に"A"、"B"、"C"とします。まず、ABC3人が下図のように輪になって並びます。

 B
A C

ゲームをAからスタートすることにしましょう。まず"サンミュクサンミュク〜サンミュクサンミュク〜"という歌(掛け声?)を皆で歌った後、Aが"いち"と言います。次にBが"に"と言います。Cは、手をたたきます。なぜなら、自分のターンの数字が、上記の通り、3、6、9のいずれか(ここでは3)を含むためです。これを誰かが負けるまでリズミカルに続けます。あ、ここで一つ書き忘れました。30の時は、一回手をたたく。33のときは2回手をたたくってこともルールの一つです。つまり、369のときは、3回手をたたかなければいけません。ゲームの流れは大体理解できましたか?そして、負けの条件ですが、"言うべき数字を間違ってしまった場合"、"数字を口で言うべきときに、手をたたいてしまった場合"、"手をたたくべき時に、数字を口で言ってしまった場合"、"手をたたく回数を間違ってしまった場合"、"考え込んで、ゲームのリズムを崩してしまった場合"が、これにあたります。

 これがなかなか盛り上がりました。盛り上がった理由は、俺がスペイン語の数字を10までしか理解していないこと。俺が特例を貰って10以上の数字を英語で言うものだから、レオンソ以外が俺の言っている数字を理解できないこと。俺にとっては、皆が言うスペイン語の数字が理解できないため、混乱してしまうこと。こんなこともあって、短時間のうちに大いに飲みがすすんだのでした。途中から、屋上にいたグアテマラ人2人も含め、計7人でゲームを続けたのでした。

 サンミュクサンミュクーサンミュクサンミュクー

 宴は9時くらいまで続いたのでした。ここでびっくりしたことは、こいつらエルサルバドル人の酒の弱さ。ビール100mlくらいで、皆真っ赤になってしまいました。まぁ、これも「エルサルバドル人=酒が弱い」と一括りにして言うことは出来ないのだけれども。

 でもね、本当に楽しかった。皆底抜けに明るいんだもの。

 長くなったので、ここまでとします。

- 本日の出費 -


レート : Q1=US$0.13=\16

- 移動費 -

From: To:
 

- 飲食費 -

ビーフステーキ * 1 (昼食) - 牛肉料理ということだったので、なんだか分からず頼んだら、ステーキだった。 Q25
ミネラルウォーター * 1 Q8
ビール350ml * 10 おごってもらったんで、タダ
 

- 雑費 -

宿代 Q30
たばこ (Marlboro Lights) Q10

更新地 : Santa Elena( Guatemara )

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