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旅日記


2002年12月16日(月)
マナグア
晴れ
- ニカラグア入国 -

 
 やってきました、ニカラグア。現在首都のマナグアにいるのだけれども、なかなかの田舎です。中心街にも、人の姿が非常にすくないです。またこの国は地震多発国でもあり、町の中にビルというものがまったく見当たりません。安ホテルの屋根なんかも全てトタンで出来ています。屋根が重くならないように、また、壊れてもすぐ直せるようにといった理由から、こういった"かたち"になっているのでしょうね。まぁ、金が無いってことも当然あるのだろうけれども。中心部に人の姿が少ないと言うことを書きましたが、一方、安宿街には旅行者の姿が多数見られます。貧乏旅行であることを想像させる、ぞうりに短パンといった格好の白人旅行者が闊歩しています。そんなこともあり、宿探しには、なかなか苦労しました。4、5件の宿を訪ねましたが、時間が遅かったこともあり、どのホテルも一杯で、断られまくりました。結局、ガイドブックに掲載されていたTicaバスターミナル近くの"Hospedaje Meza"に1泊することとしました。

 いつものとおり、マナグアまでの道のりを少し書いておきましょう。サンサルバドル(エルサルバドルの首都)のホテルを出たのが、朝4時半でした。朝5時発の国際バス(TICA社)に乗り込み、エルサルバドルとホンジュラスの国境に到着したのが、お昼前頃でした。ここで長ーい、長ーい列に並ぶこと1時間、やっとエルサルバドルの出国手続きが終わったのでした。ついで、ホンジュラスの入国手続きが待っていました。ですが、ここもやはり長蛇の列。しびれを切らしたバスの運転手が、皆のパスポートを集め、イミグレで一括処理した後、バスはマナグアへ向け、再び走り出したのでした。ここでの出入国費用ですが、エルサルバドルの出国手続きは無料、ホンジュラスの入国手続きには2米ドルが徴収されました。14時くらいには、ホンジュラスとニカラグアの国境に到着。ここでも、バスの運転手が全員のパスポートを集め、イミグレへと走りました。その間、我々乗客は徒歩で国境を通過しました。ニカラグア側の国境には銀行がありましたが、手元にパスポートが無いため、トラベラーズチェックの現金化は出来ず。20米ドル現金を現地通貨のコルドバに両替し、その後待つこと1時間。やっとパスポートが手元に戻り、バスは再度出発したのでした。ホンジュラスの出国手続きは無料、ニカラグアの入国手続きでは11米ドルが徴収されました。ニカラグア国内に入った途端、道路が穴ぼこだらけになり、バスは時速20〜30kmで走ること数時間、17時頃、無事にマナグアに到着しました。

 今日、久しぶりに(1月ぶりくらいか?)日本人と出会いました。彼の名前は"あつし君"。28歳の男性です。久々に日本人と会い、彼と日本語で話をすることが楽しくて…、一緒に夕食を取り、ビールを飲み、3時間くらいは話していたでしょうか。彼は、私と全くの逆ルートで世界一周旅行をしてきたとのこと。アジア、ヨーロッパ、南米、中米と旅行してきて、これからメキシコ、アメリカに滞在した後、帰国するとのことでした。彼は旅行を開始する以前、日本で建築物の設計を仕事としていたとのことでした。彼の今回の旅行の大きな目的は、各地域の建築物の構造やデザインを見て回ること。
「日本に帰ってから実家の設計事務所で働くことになるだろうけれども、今後、自分が設計する家や建築物は、旅行前とはやはり違ったものになると思う」
実感のこもった彼の言葉は、「彼の旅行がすばらしく、そして充実したものであっただろう」ということを、私に感じさせました。

 結構、べろべろなんで寝ますね。
 

- 本日の出費 -

レート : US$1=\124
レート : C1(コルドバ)=US$0.07=\8.6

- 移動費 -

From: To:
San Salvador Managua バス(TICA社) US$25.00
 

- 飲食費 -

コーヒー * 1 (朝食) US$0.05
ハムサンド * 1 (朝食) US$0.10
コミーダ * 1 (夕食) C30
ビール1L * 2 (夕食) C40
 

- 雑費 -

ニカラグア入国手数料 US$11.00
ホンジュラス入国手数料 US$2.00
宿代 C50
たばこ (Belmont Lights) C10

更新地 : Managua ( Nicaragua )

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