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旅日記


2003年06月25日(水)
バンコク
晴れ
- 29歳、布団と枕をぬらす -

 
 サワッディー!

 バンコクは今日も快晴です。気温は30度くらいでしょうか。風があるため、それほど暑さも感じずに快適に過ごしています。

 今朝は10時起床。シャワーを浴びた後、朝飯を食い、市場でTシャツとパンツを買い、午後は宿にてだらだら、そんな感じです。そうそう、市場で購入したTシャツですが、これがなかなかお気に入りです。勢いあまって、同じデザイン(しかも同色)のシャツを2枚購入してしまいました。インドにいた頃からでしょうか、持参しているTシャツ数枚が穴あきまくり、変色しまくりという状態で、ニューTシャツの必要を感じていたのです。インド、ネパールで買うくらいなら、「バンコクに行って、"かっちょ良い"Tシャツを買ってやるぜぃ」と心に決めていたのでした。当初、市場の中をぐるぐると廻りましたが、気に入ったTシャツが見つかりませんでした。個人的には、白地に小さな何らかのロゴが入っているようなシャツが好きなのですが、そんなシャツが見つかりません。原色ハデハデのシャツ、胸に「エミネム」などのキャラクターがプリントされているシャツ、売っているのはそんなシャツばかり。タイお得意の、日本語入りTシャツもたくさん売っていました。こういった日本語Tシャツ、個人的には嫌いじゃない、いやむしろ好きなのですが、気に入った日本語表記のものがありません。書いてある日本語の内容にもうひとひねり欲しいようなものばかり。しかも値段が高いのです。一枚、100バーツ(300円)以上します。だめだぁ、良いのが無い…。バンコクでのTシャツ購入をあきらめようかと思いながら、特に期待もせずに、"ものはためし"と、宿近くにある「ニュー・ワールド・デパート」というぼろデパート(デパート内にいた客は10人程度か)に入ってみました。入り口からまっすぐ進むと、一角にてワゴンセールのようなものをやっていました。またも"ものはためし"ということで、全ての衣服が39バーツ(130円くらい)というワゴンの中をほじくってみました。女性用の下着に混じって(このあたりが日本じゃないねぇ)何やら「…有限公司」なんて文字が入った、わりと"かっちょ良い"Tシャツが一枚見つかりました。生地の厚さ、縫製具合、デザイン、すべて合格です。「おぉ、これが39バーツならお買い得だ」。いつかの日記じゃないですが、15分ほどかけて、掘って掘って掘り返しました。結局、かっちょ良いTシャツはそれ以上は見つからず。「…有限公司」が5枚も見つかったものだから、プリントの具合、汚れ具あいを確かめ、そのうちの2枚を購入しました。「やったね!」 しばらくの間、服に不自由することはなさそうです。

 さて、話は全く変わりますが、昨晩のこと。昨晩は、調子に乗って大瓶ビールを4本も飲んでしまいました。フィンランド人、ドイツ人、日本人、いろんな人とお話しました。楽しかったぜぃ。そこそこ酔っ払ったまま、ベッドに入ると5分もしないうちに熟睡しました。

 ところで、今朝は涙が止まりませんでした。大好きだった彼女との別れ、こんなにも愛し合っているのに、二人、違う道を歩まなければならないなんて…。あなたの香り、あなたのぬくもり…

なんて話があるわけも無く、もちろん嘘八百ccです。ちなみに原付バイクは50ccです。ついでにいうと、CCガールズは4人組だったっけ? もひとつ言うと、「静かにして!」もCCですね。

 今日の午前9時、天井にあるファンの風が腹を直撃して少し寒気を感じました。傍らに置いてあるタオルを腹にかけようと、手を伸ばしました。すると、
「あれ、なんだかタオルが湿っている…、なんだ、この生暖かさは」
「なんだこの懐かしい香りは」
「あや、パンツもぬれているし、もしや」
あぁ、やっぱりシーツもぬれていました。アニメで天日干しされている布団よろしく、シーツには卵型の紋章がくっきり。
情けな…。
そうだよ!おねしょだよ!おねしょ! 29歳おねしょして何が悪い! しかしながら、起きるまで全く気づきませんでした。酒の飲みすぎか何なのか…。おねしょしたのは、うーん、数十年ぶりか。うんちをもらしたのは、インド滞在時に一回あったけれども…。

あぁ、泣けてしょうがないです。布団をぬらし、そして枕もぬらし…。そう、大人なんで、俺も涙を流してばかりもいられません。なにはさておき、対応策を練らねばならなかったのです。

1. 屋上でシーツを洗濯し、後、屋上でシーツを干す
2. トイレの洗面所もしくはシャワー室でこっそりシーツを洗い、部屋でシーツを干す
3. ぬれタオルでシーツを拭き、部屋でシーツを干す
4. 「シーツにビールをこぼした」との理由で、宿の管理人にシーツを代えてもらう
5. とりあえずシーツを乾かし、今晩はこのシーツの上で寝る

1.- 宿の管理人、宿泊客に目撃される恐れが大きい。「おねしょ」がばればれ。非常に危険。
2.- 宿の管理人、宿泊客に目撃される恐れがある。「おねしょ」がばればれ。多少危険。
3.- 最も簡単な方法で、宿の管理人、宿泊客に目撃される恐れも無い。安全。
4.- 朝からこんなことを言い出すのはおかしいし、ビール瓶を用意する必要もある。うそ臭いし面倒。
5.- なんとなく気分悪いからパス。

 結局、対応策「3.」を施しました。いまや、シーツも完全に乾き、おねしょの跡も綺麗さっぱり消えうせました。もちろん、パンツ、タオル等も洗濯済みです。やるなぁ、俺。

 普通、こんな話は他人にはCCなのですが、バンコクでは退屈気味だったこともありますし、そんなところに「良いネタができた!」ってことで、おしっこCC話を公開してみたわけなのでした。

 じゃね。
 

- 本日の出費 -

レート : B1(タイバーツ)=\3

- 移動費 -

From : To : 手段 : 値段 : 所要時間 :
 

- 飲食費 -

鳥肉のせご飯 * 1 (朝食) B20
いちご牛乳 * 1 (朝食) B8
B5
 

- 雑費 -

KRONG THIP * 1 (たばこ) 20本入り B37
宿代 B150
ネット代 * 1時間 B20
Tシャツ * 2 B70
パンツ B45

更新地 : Bangkok ( Thailand )

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