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旅日記


2003年02月08日(土)
ベオグラード
晴れ
- 旧ユーゴスラビア入国! -

 
 こんにちは。現在17時半(午後5時半)ですが、既にお疲れ気味、そして酔っ払い気味です。というのも、昨晩1、2時間しか寝ていないため、眠いわ、酔いが回るのが早いわで…。

 さて、現在旧ユーゴスラビア(現在の正式国名なのか定かでないのですが、セルビア・モンテネグロ共和国という国になるのでしょうか)のベオグラードにいます。この町は、1999年の1月に国連軍によって、中心地を爆撃されたことで有名です。ヨーロッパでは、ボスニアなんかに次いで、デンジャラスな匂いのする国として旅行者に知られている国です。昨日、ブルガリアのソフィアを発ったのが、23時半くらいだったでしょうか、日本人男性3人(コグ、大輔、俺)で移動していたこともあり、特に危険を感じることもなく、朝の6時頃、ベオグラードの駅に到着しました。ただ、ブルガリアの出国審査では、ちょっとした問題が発生しました。どういう理由からかは分かりませんが、我ら日本人3人のみ、深夜の出国審査ゲートの前で、気温マイナス6度、さらに猛吹雪の中、30分以上もの間、待たされました。出国審査官に、「何が問題なのか?我々はただのツーリストだ。出国時に問題とされるようなことは、何もしていない!」と詰め寄っても、彼はチラッと我ら3人を一瞥するばかり。結局、3人のパスポートを、どこかに持っていき、10分ほどチェックした後、さらに全てのページをなめるようにチェックされ、我々の出国が許されました。その後、歩いて国境を渡り、そしてたどり着いたユーゴスラビアの入国でも、我ら3人のみ、入国処理に20分以上の時間がかけられました(ブルガリア人などは、数秒で完了する)。結局、イミグレーションから国際列車乗り場まで連絡するためのバスは、我ら3人のために、予定時間を数十分遅らせての発車となりました。バスの中で数十分間も待っていた皆さん、ごめんなさい。

 朝の6時に到着した後、数軒のホテルをまわり、結局「ホテルロイヤル」という安ホテルにチェックインしました。3人部屋で、値段は一人あたり、約12ユーロ。ベオグラードでは最安値の部類です。その後、インフォメーションセンターに行ったり、生活用品を買ったり、軽く市内観光もしました。街の中心には、国連軍からの爆撃を受けたビルがそのままの状態で残り、また市内には"がれき"の積もったような場所もあり、一見すると、典型的な東ヨーロッパの貧しい国といった感じですが、実際には、活気あるマーケット、近代的なビルといったものが街の中には見られ、そして街の中心部にある歩行者天国は、おしゃれした人々で溢れ、私が想像していたものより、ずっと豊かで、安全な生活がそこにはありました。なかなか奥の深い国、町のようで。もう2、3日滞在して、いろいろなところを回ってみたいと思います。この国、そして、この町に対する私の感想も変わっていくことでしょう。その後は、ボスニアに入るか、ルーマニアに入るかで迷っています。今のところ、考え中です。眠いんで、寝ます。おやすみなさい。


- 本日の出費 -

レート : 1LV(レバ)=\60
レート : 1DIN(ディナール)=\2
レート : 1E(ユーロ)=\125

- 移動費 -

From: To:
ソフィア(ブルガリア) ベオグラード(セルビア) 列車 29.50LV
 

- 飲食費 -

ピエスカヴィッツァ - ハンバーガーのようなもの (夕食) 80.00DIN
ビール * 4 (夕食) 120.00DIN
サラミ (夕食) 52.76DIN
 

- 雑費 -

スレデッツ (たばこ)
0.85LV
宿代 E12

更新地 : BELGRADE ( 旧YUGSLAVIA )

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