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旅日記


2003年03月11日(火)
イスタンブール
晴れ
- 最悪の事態発生 金を盗まれる -


 こんにちは。今日はやばい。気分最悪の状態で日記を書いています。なぜ気分最悪か、理由を先に書きます。今日、旅行資金の一部が盗難にあっていたことが判明しました。資金入れバッグの中に入っているはずのUSドル札の一部と1万円札すべてが、何者かの手によって抜き取られていたのです。詳しく書くと、20USドル札が10枚、10USドル札が20枚、1万円札が4枚、計400USドル+4万円が消えていました。しかも、同じバッグに入っていた1ドル札20枚とと1000円札2枚、トラベラーズチェック、クレジットカードはそのままでした。同じ部屋に宿泊していた日本人の仕業なのか、ホテル従業員の仕業なのか。いずれにしても、手馴れた者の犯行でしょう。T/Cやカードを含め、全てのものを盗んでしまわない辺りが、私にそんなことを想像させます。どこでやられたんだろう…。困ったことに、盗難にあった場所が定かでないのです。最後に現金をチェックしたのが、約1月前に滞在していたハンガリーのブダペストでのことでした。その後、ブダペストの日本人宿(ほぼ、日本人バックパッカー専用の宿のこと)に数日間連泊し、ルーマニアでは一つ星ホテルのシングルルームに2泊し、現在はイスタンブールの日本人宿に1週間以上滞在しています。盗まれたのが、これら3ヶ所のうちのどこなのか、はっきりしないのです。はぁ。

 あぁ、勘弁してくれよ。泣きたいです。帰ろうかなぁ日本に。そんなことも考えました。もう、嫌になってしまいます。でもね、くじけません。悪いことがあれば、何か良いこともあるはず。強気で行きます。しっかりまわるところをまわってから、日本に帰ります。緊急用のUSドルキャッシュと帰国後日本で使おうと思っていた日本円が消えました。もうとことんまで行きます。所持しているトラベラーズチェック、銀行口座の預金、それら一切が無くなったとしても、日本に辿り着けば、その後は何とかなるはず。預金が0になるまで、旅行してやる。わっはっは。切れ気味だな、俺。

 ここ最近は、日本人宿に泊まっていたこともあり、盗難に対しての警戒意識が希薄になっていました。バックパックを施錠しないまま、自分のベッドを離れることも多々ありました。全ては俺の不注意のせいです。人の物を盗む奴が悪いのはあたりまえのことなのですが、盗人のその行為を誘発したものは、自分のそういった不注意なのです。そんなふうに考えないと、自分の中で納得できません。

 ちくしょう!悔やんでもどうしようも無いのですが…。宿のみんなに励ましてもらいながら、先ほどまで酒を飲んでいました。もうやってらんないので、また飲みます。

 旅人は、こんなことでくじけちゃいけないのだ。がんばるよ!
 

- 本日の出費 -

レート : 1TL(トルコ・リラ)=\0.00007
1,600,000TL=1US$

- 移動費 -

From: To:
 

- 飲食費 -

パスタ * 1 (昼食) 350,000TL
パスタ用スープ (昼食) - シェア用のフリー食材を使ったため無料 -
ビール 500ml * 6 5,700,000TL
 

- 雑費 -

L&M LIGHTS (たばこ) 1,500,000TL
宿代 5US$

更新地 : ISTANBUL ( TURKEY )

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