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旅日記 |
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2003年04月07日(月) アンカラ 曇り - オーストリア到着 - |
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こんにちは。 さて、本日、オーストリアに到着しました。イェーイ、イェーイ! アンカラのホテルをチェックアウトしたのが、午前9時半頃でした。チェックアウト時にちょっとした揉め事がありました。俺の部屋、雨漏りが相当ひどいということで、オーナーから「部屋代をディスカウントしてあげる」って言葉を貰っていたのでした。しかし、チェックアウトする段になって、俺がそのことをフロントの親父に告げると、親父は「そんなこと、俺は聞いていない」の一点張りなのでした。 「オーナーがディスカウントしてくれるって言っていたんだよ!だから、おっちゃん、俺に4ミリオン返しなさい!」 「俺はそんなことは聞いていない。オーナーは今いないから、分からない」 少し切れ気味でしたが、まぁ、トルコ親父達へのチップということで諦め、笑顔でチェックアウトしたのでした。 ホテルからアンカラ駅まで徒歩15分ほど。バックパックを担ぎながら歩いていると、毎度のように思うのです。 「このバッグ、何か重さが増していないか?何でこんなに重いのだ…」 気温10度ほどにもかかわらず、5分も歩くと、もう汗だくです。そしてバッグが肩に食い込みます。つらい、つらすぎる。 アンカラ駅前に到着し、そして空港行きのバス乗り場を探しました。しかし、バス乗り場はどこなんだ?、ぜんぜん分からん。もちろん市バス乗り場なんかは、駅のまん前、目立つ場所にあるので一目瞭然なのですが、空港に行くと聞かされたHAVAS社のバス乗り場の場所がさっぱりわからないのです。また、多くの人に尋ねてみましたが、皆言うことが違うのです。 「HAVASバスの乗り場は、あっちだ」 「さっき聞いたときは、この近くだって話だったのだけれども…」 「それは間違っている。あっちだ」 そんなやり取りを繰り返すこと30分ほど。やっとHAVAS社のバスターミナルを発見することが出来ました。場所は、アンカラ駅のウルス側出口から出て左に曲がり、100mくらい進んだら右に曲がり、さらに200mほど直進したところです。サッカースタジアムの裏側あたりです。途中、空港までタクシーで行くことも考えましたが、がんばって探して良かった。なぜって?、見よ、この値段の差を。バスは6,000,000TL、タクシーは25,000,000TLなのです。ね、バスを選ぶべきでしょう!。 アンカラの空港に到着して、先ずはチェックインを済ませることにしました。チェックイン開始の10分前頃にカウンターの前に並びました。俺の場所は前から2番目。うん、良い位置だ。10分経過して、チェックインが始まりました。我先にとカウンターへと向かう男が数人います。トルコ人親父、スーツ姿のトルコ人ビジネスマン。2、3人の男たちが、俺、そして俺の前に並んでいるおじいちゃんを追い越して、カウンターへと向かいました。 「おいおい、勘弁してくれよ。皆ココに並んでいるでしょう!しっかり後ろに並べよ。この野郎!」 今日、二回目の切れ気味状態。 「ほら、後ろに行けよ!」 日本語で声を張り上げながら、奴らの服を引っ張ります。その後、彼らは何やら文句らしいことをつぶやきながら、列の後ろへと向かいました。あー、気分悪ぃ…。 チェックイン時、全荷物の重さをはかってみました。あれれー、重さは27キロ。あぁ、やっぱり増えている…。でも冷静に考えてみると、俺ってすごいなぁ。移動時は、27キロの荷物を担いで、何キロも歩いているのだよ。やるなぁ、俺。現在、俺の体重は55キロくらいだから…(2年前のサラリーマン時代は62Kgあったから、旅行始めて、随分痩せたなぁ)、俺、体重が80キロ以上になってもがんばれるなぁ。 さて、チェックインを終え、余ったトルコリラを両替しようと思ったのですが、なんとこの空港内には「トルコリラ→外貨」が可能な銀行、両替所が一箇所も無いのでした。あれれ。とりあえず、銀行職員に対して切れてみました。 「あほかぁ!トルコリラは国外では使えないでしょ!なんて不親切な空港だい!そんなことでは、トルコのことが嫌いになるぞ!」 現行のおっちゃん、しぶしぶ納得。 「いくら両替したいんだ?」 「50ミリオンくらいをユーロに変えたい」 「しょうがない。ユーロは無いけれど、ドルならあるから、それでいいか?」 「しょうがない。ドルでお願いします。すごく、ありがとう」 ありがとう。おっちゃん。 そして、終に「さようならトルコ」です。出国審査を終え、80人乗りの「フォッカー70」という飛行機に乗り込みました。席は前から3列目の通路側。なかなか良い席です。私の周囲には、飛行機に乗るのが初めてと思われるトルコ人の若者達が座っています。シートベルトの締め方をアテンダントさんに尋ねたり、離陸時に立ち上がってアテンダントさんに怒られたり…。そんなとき、あほな俺は、彼らに対し、少し余裕のようなものを見せたくなりました。ふっふ、飛行機に乗りなれたジャポン男児…。離陸が無事終了すると、空いていた前の席に、「FINANCIAL TIMES(英字硬派新聞)」を片手に移動します。 「ふっふっふ、飛行機マスターの俺、こんな風に席を移動することもOKなんだぜ」 5分後… 「お客様、そこはビジネスクラスの席ですので、移動は駄目です」 「そうっすか、すみません」 後ろの席のトルコ人若者に笑われて、赤っ恥。かっこわりぃ、俺。 ウィーンに到着したのは、午後17時頃だったでしょうか。この国では多くの人が英語を話すので、移動も非常に楽です。まずは、空港のインフォメーションで、「ウィーンの無料地図」と「ユースホステルのリスト」を入手し、加えて、「市内への行き方とその値段」、「安宿やYHはどの辺りに集まっているのか」、「市内の見所はどこか」、「こんにちは、ありがとうは、ドイツ語で何と言うのか?(オーストリアの公用語はドイツ語です)」なんかを尋ねました。教えられたとおりに、バスで市内へと向かいました。ウィーン西駅でバスを降り、地図片手に「Hostel Ruthensteiner」を目指しました。道を尋ねること数回、18時頃、ホステルに到着しました。空きベッドは、68ベッド中2ベッドのみでした。危ない、危ない。とりあえず、1泊分の代金を支払い、無事チェックインしたのでした。このホステル、場所はウィーンの中心から少し離れていて、値段もそれほど安くないですが、キッチンが利用可能、また、談話室や部屋でビール飲んでもOK、そして、ロックアウト(日中、清掃を名目に、宿泊客が強制的にホステルを出なければならないシステム)無し。こんなところが気に入っています。 これから談話室でビール飲んで寝ます。おやすみなさい。 |
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- 本日の出費 - |
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レート : 1EURO(ユーロ)=\135 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
- 移動費 - |
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- 飲食費 - |
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- 雑費 - |
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更新地 : VIENNA ( AUSTRIA ) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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