旅日記


2001年7月28日
トロント
晴れ

-飯の食い方がわからん-

「16:00までは、ホテルを出ろ」と言われ、本を片手に近くの公園へ
あーめんどくせぇ。

 昨晩から、いくつか悩みがあります。

 一つ目は、カナダの英語が本格派すぎて、会話について行くのもやっとだということです。昨晩、ホテルにチェックインしたときも、「わからないっす(英語)」なんて言ってみたら、「アホか、こいつは」みたいな顔されるし。「だから、分かりません(日本語)」って笑顔で言ってみても、すまし顔で「pardon?」なんて言われるし。バカにしたような感じがありありで。ちょっとブルーになってしまいました。まぁ、英語ができて普通の国だもんね。この国は。あたりまえなんだけど。

 二つ目は、気軽に飯を食える屋台のようなものがないという点。日本でいうラーメン屋台や、アジア各国にあるような屋台など、気軽に行ける場所が非常に少ないです。中国人街等に行けば、また違うのだろうけど、飯を食うのもやっとです。チップの払い方も良く分からないんで、結局、夕飯はファストフードで買ったハンバーガーです。カフェでは、チップを払うらしいんだけど、カフェなのか、ファストフード店なのか見分けがつかない店も多いような気がします。そんなときは、どうしましょう。店員さんに「チップは払ったほうが良いのですか?」って聞いたらまずいよなぁ。きっと。

 三つ目。これが一番大きいのだけれど、酒を売っている店が極端に少ない模様です。コンビニにも置いていません。酒屋も今のところ見当たりません。どこにいけば、ビールが買えるんだ!。2日間も飲んでいないのは、数ヶ月ぶりです。一人でパブに行くのも気が引けるんで、なんとか手に入れようと町を歩いてみたのですが、売っていません。明日こそ飲んでやる。絶対に。

 今日は、起床後、部屋からメールチェック。さらに、トロントの語学学校を検索しました。So-netのローミングを使っているため市内通話料金で済んでいるはずですが、金額がいくらかかっているか分からないので、10分ほどで終了です。トイレシャワーが共同のため、他の宿泊客を気にしながら、うんこをたれ、シャワーを浴びます。その後、上にも書いたように、飯の食い方が分からないので、近くのコンビニでポテトチップとコーヒー牛乳らしきものを買い、朝食としました。午前10時を過ぎると、どうやらホテルから出なくてはいけないということで、2〜3時間、街を散策します。疲れたので、近くの公園へ。公園では、日本から持参した「ポケットに名言を(寺山修司著)」を読みながら、午後5時くらいまで過ごしました。なんと渋い一日。夕飯は、これまた上に書いたように、ハンバーガーです。ハンバーガー屋では、「Take out」と言ったが通じず、一苦労です。どうやら、「To go」と言うらしいです。あー、今日も恥ずかしい経験をたくさんしました。今日は、こんな感じです。

 最後に、カナダちょっとびっくりしたこと。
・禁煙大国だと思っていたら、みんなバスバス吸っていた
街中でも、灰皿が無いのに、バスバス吸ってポイステし放題。ポイステには抵抗あったので、吸殻はちゃんと始末したが、俺もバスバスタバコをすう。「カナダ行って、タバコやめなきゃな」なんて思ってたのに…。

・夜8時でも太陽が出ている
なんじゃ、こりゃ。夜8時でも明るい。かといって朝7時が暗いかっていったら、そんなこと無いのです。北の国だからでしょうが、仕組みがよくわかりません。

・人が少なすぎ
繁華街でも人があまりいません。みんな、何をしているんだろう。カナダ人を渋谷とかに連れて行ったら、皆びっくりすることでしょう。

更新地:トロント(カナダ)

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