旅日記


2001年7月30日
トロント
晴れ

-怒られまくりで、むかつきます!-

ベッドのみのMy room。
なんで$30もするんだ。

 朝、8時くらいに起床。10時くらいまでシャワー室が開かなかったので、その間はだらだら過ごしました。

 シャワーを浴びた後、今日は語学学校見学に行くことにしました。パソコンを開き、保存しておいた英語学校Webページから、各学校の住所を探し出します。トロントの地図と見比べてみると、どうやら地下鉄のEglinton付近に学校が集中している模様です。数件の学校住所をメモった後、今日はEglinton付近に行ってみることにしました。

 ホテルを出て、地下鉄Collegeへ向かいます。改札へ着くと、券売機みたいなのがどこにも見当たりません。
「ふー乗り方が分からん」
そこで、周りの人々の行動を観察してみました。紙切れ(チケットか?)を改札横の箱に入れていく人、コインを直接箱に入れていく人、
「ふーますます分からん」
路線図のようなものも見当たりません。料金はどうなっているんだ?一律運賃なのか?しょうがないので、窓口の中に座っている駅員に聞いてみました。

「すみません。乗り方が分からないんですが…」と笑顔で聞いてみました。
「あ?なに?」
「地下鉄の乗り方が分かりません。まず、何をすればいいのですか?」とまた笑顔で。
「は?」
「どうやってのったらいいのですか?」とちょっとおこりつつ。
「…」
最後には、無視されてしまいました。駅員のほうも、ちょっとしかめっ面です。駅員のこの態度には、かなりむかつきました。なんだよ!しょうがないじゃん。わかんないんだから。なに無視してんだよ!「英語が下手だからか?」「身なりが、ちょっと汚いからか?」「アジア人だからか?」…。

そこに、私達のやり取りを後ろで見ていた黒人のおねえさんが、私に話し掛けてきました。
「どこ行きたいの?」
「Eglintonです」
「じゃぁ、2ドル25セントをそこに入れて、改札を抜けましょう」
「Eglintonでバスに乗る?」
「いや、わかりません」
「じゃぁ、これ持っときましょう」と言って、なにかチケットらしきものを渡してくれました。
「ホームはあっちよ。気をつけてね!」
渡りに船とは、まさにこのことです。うぅ、ありがたい。悔しさの直後だったので、ちょっと泣きそうになりました。

 Eglintonには無事到着し、目当ての語学学校もすぐ見つかりました。ただ、最初に尋ねた学校では、またもやいやな顔をされてしまいました。学校の建物に入ると、受付にいたおねーちゃんに聞いてみました。
「この学校に入るかどうか検討しているんですが、パンフレット頂けますか?」
「は?」
「パンフレットを頂きたいです」
「何?」
「アイドライクトゥー ペーパー イントロデュースド ディス スクール! パンフレット or リーフレット or ブローシェー!プリーズ!」
彼女は、顔をしかめたまま、パンフレットを取りに行き、持って来ました。
「Thank you!」
「…」
またもや、無視されました。今日2回目です。なんだよ!本当に。英語学校に見学にきてるってことは、英語へたくそにきまってんだろ。なんだよその態度は!

 学校からの帰り際にもこんなことがありました。ヤングStを歩いていたとき、1人のカナダ人女性がビラ配りを行っていました。私が彼女の前を通り過ぎたとき、彼女はビラを私の手前に差し出しました。あいにく、興味のなかった私は、「No,Tank you」と言って通り過ぎました。彼女の前を過ぎて5mくらい進んだ頃でしょうか。彼女がなにか叫んでいます。

「@;¥・^¥−!」
「・@;。;@;。・:!」
振り返ってみると、私を見ながら何か怒っています。
「はぁ? 俺に言ってるの?」
「@;¥・^¥−!」
「・:@:シット!」

なんで怒ってんだよ。あいつ。朝からの出来事でうっぷんがたまっていた私は、無性に腹が立ちました。彼女に近づいてみました。
「¥:@:@¥:!」
「なに?」と俺は英語で。
「・@・。;@・@:;:・!」
「何言ってるわかんねーよ! なにおこってんだよ! あほか!」と日本語で。
「シット!・@・:@・@;!」
なんでだよ。チラシとらないことって悪いことなのか!カナダでは。もらわない権利だってあるだろうよ。
もう、いやになりました。めんどくさい。さっさと退散です。なんだよカナダ人、激しすぎるぞ気性が!街でぶつかりそうになっても、「ファック!」とか言うし。

 やさしい人もいっぱいいるんだろうけど、こう何度も起こられると、なんか、いやになってきた。この街。
 あーむかつく。

更新地:トロント(カナダ)

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