旅日記


2001年10月28日(日)
トロント
晴れ

-
ヨリドコロ
-
今日は写真なし。

 いやー昨晩も飲みました(部屋で一人で)。結構べろべろになりました。なぜ、俺は毎晩のように酒をのむんだろう。寂しさを紛らわすためなんだね。

 明日からは、語学学校を復活しようと考えています。ここ数週間は、朝寝て夕方起きてって生活だったため、肉体的にもぐたっとしていましたが、精神的にも何か不安定でした。ちょっと、ストレスがたまっていました。いろいろ考え事をして、迷って、でも、誰にも弱音を吐くことが出来なくて。抱えきれなくて、

 トロントに来てからは、友達のほとんどが10代、20代前半ということもあって、皆からは、ある意味、お兄さん的な位置付けで付き合われているような気もしています。俺にしても、彼らに未熟さを感じることがあって、なかなか真剣な話合いができないような気もします。弱音を吐くのもなんですしね。まぁ、もちろん俺も未熟で、発展途上の人間なんだけれども。

 頼ったり、寄りかかれる人がいない状態って、結構しんどいです。学生時代、会社員時代などは、友達、同期や先輩などに、寄りかかることもあれば、勇気付けられ、指針を示してもらうことも多々ありました。また、夢や身近な目標といったものが毎日の生活の支えとなっていました。

 会社員時代は、寄りかかれる人の存在に加えて、もちろん目の前のプロジェクトの成功、さらに長期旅行に出たいということが自分の生活の支えになっていたと思います。ですが、今となっては、それらのいづれをも失ってしまいました。こなすべきプロジェクトもなく、そして旅行に出たいという、あまり大きくない夢もかなってしまいました。

 悩んだりしたときに、一緒に答えを見つけだしてくれたり、抱えきれなくなりそうな気持ちを分け合えるような存在が欲しいです。こんなことを書くと、「彼女でもつくりなよっ」ってことになるんでしょうね。カナダ人は無理です。英語で細かな気持ちを相談なんてできないから。日本人の女の子にしたって、皆カナダには期限付きで来ているし、俺にしたって旅行中だし。はぁ、やはり、結論としては、自分で溜め込んで、たまに爆発して、ってところなんでしょうね。

 ちょっと、ブルーな旅日記を書いてしまいました。さぁ、心機一転。これから何を達成しましょうかねぇ。
更新地:トロント(カナダ)

前の日記へ 次の日記へ

トップページへ