旅日記


2001年11月14(水)
トロント
晴れ

-映画館にて火事発生か?-

映画館から、ただ券を貰いました。来週あたり、ハリーポッターでも見に行こうっと。

 今日は、ちょっとばかし寝不足&酔っているんで、手短に。

 授業終わって、学校の外に出てみたら、大策が俺の帰りを待っていてくれました。彼が、「暇だーっ」って言うんで、映画でも見に行こうって話になりました。そんなことで、学校近くの映画館へ行って、ジェット・リー主演の「The One」を見ることにしました。この映画は、TVCFがガンガンに流れていて、それを見ると、どうやら、マトリックスちっくなSFアクションもの。警察のバイクを持ち上げて投げるシーンがあったりで、ギャグ狙いの作品なのか、はたまた、マジ映画なのかよく分かりません。とりあえず、見てみようって話になりました。

 The Oneのブース(劇場No.1〜No.10とかあるじゃないですか。その一つ)に入ると、客は20人程度。かなりの話題作でも、トロントの平日の映画館はいつもこんなんです。値段も日本よりはかなり安い(普段は8ドル弱。火曜日は、半額)ので、黒字経営できているのか、心配になります。

 The Oneが始まって、1時間半くらい経ったころでした(良い方のジェット・リーが、彼に指輪の跡があるってことで、椅子から逃がされた場面)。突然、スクリーンが「バチッ」と真っ暗になったのです。すかさず、3人のスタッフが、館内に入って来て、彼らから「非常階段から、外に出るように!」と促されました。「おぉ、この映画なかなか凝った演出をするなぁ」なんて思いました。この時点で推測したことが以下の3つ。

1.ジェット・リーがトロントに来ているので、彼を交えながら他の場所で続きをみましょう!
2.スクリーンの外にて、アトラクションを交えながら、続きを楽しみましょう!(USJ(ユニバーサルスタジオジャパンみたいな感じか?)、俺が想像したのは、アクション体験しながら、ストーリーを楽しむ)
3.ここで、映画終了

 さて、他の観客に続いて、「なんだ、なんだ?」って感じで、外に出ました。外に出てみると、そこは映画館の屋上。なにもありませんでした。店員さんに、聞いてみました。
「What's going on?」
店員さん曰く、「I have no idea.」
上記の「1.」「2.」「3.」、何れも不正解でした。
非常階段から地上に降りてみると、10台程の消防車が、止まっていました。ココで、合点行きました。
「あぁ、火事のため、映画が途中で終わってしまったってわけね」
しばらく見物していましたが、火の手が上がっているわけでもなく、派手な放水も無く、周りの人曰く、どうやら大きな火事では無く”ぼや”のようです。また、他の人曰く、
「誰かが爆弾を仕掛けたっていう話もあるみたいだよ」ってことです。であれば、テロに乗じたいたずらだったのでしょう。まぁ、何事も無く、良かったです。

 しばらくすると、映画館の店員さんが、今日の観賞券控えと引き換えに、タダ券を配り始めました。これをもらって今日は素直に帰宅しました。すんません。ちょっと酒飲んでるんで文がおかしいと思います。The Oneの続きもみたいですが、もういいです。次回はハリーポッターでもみようと思います。なんせタダだしね。
更新地:トロント(カナダ)

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