旅日記


2001年12月19日(水)
トロント


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ミュージックスクールに行ってきました
BINさんとドライブに行ってきました
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今日は写真なし

 今日は、朝の10時起床。おー!久しぶりに規則正しい生活と思いきや、夕方17時くらいに眠くなり、結局、寝てしまいました。ただし、今日は20時半から予定があったため、17時から19時まで2時間のお昼寝となりました。

 さて、今日は、イベントが2つありました。1つ目は、ミュージックスクールに初登校したこと。2つ目は、ハウスメイトのBINさんと小ドライブに出かけたこと。

 まずは、ギタースクールの話から。ギタースクールは、North York Centre駅近くにあるんで(家の近くって事)、家を20時くらいに出て、雨の中、歩いて向かいました。スクールに到着すると、早速困りごと発生。先週、スクールを訪ねた際、相談にのってくれたフォンテーンがいません。しょうがなく、受付のおばさんに一から話さなくてはなりません。
「すみません。ちょっといいっすか?」
「ええ」
「先週ここに来て、フォンテーンにいろいろ相談にのってもらいました。それで、今日の20時半からのレッスンを無料体験させてもらうことになっている者なんですが…」
「え?、無料体験って何のこと?」
はぁ、面倒くさい。カナダでは、無料体験みたいな制度は一般的ではないらしく、なかなか理解してもらえません。
「えーっと、ただで、レッスンを見学させてもらうことになっているのですが…」
「え!ただで?」
表現を変えて、いろいろ話したところ、やっと理解してもらえました。”Guest”なんて書いてあるプレートを作成してもらった後、プレートを胸につけ、さっそくレッスンにもぐりこみました。教室内には、講師と思われる、年の頃40代半ばと思われるしぶい白人のおやっさんが1人。40歳くらいのアジア系カナダ人女性が1人、20歳くらいのアジア系カナダ人男性が一人、さらに30歳くらいの白人カナダ人男性が1人。つまり、先生が1人、生徒は3人といったクラス構成でした。まずは、自己紹介です。
「自分は、日本からの旅行者で…、今日は無料体験で…、ギターはローポジションコードだけ弾けて…」
なんてことをつたない英語で話した後、講師のおやっさんが自己紹介をはじめました。
「俺の名前はリチャードで…」
リチャードは、日本で言う、不良中年って感じの人。とても気さくで話しやすい感じの人でした。互いの自己紹介が終了すると、早速レッスンが開始されました。レッスンは、CDを聞いて、先生が模範演奏をして、生徒がまねするといったオーソドックスなパターンでした。ここでも困ったのが、やはり英語。ギター演奏については、難しくない、というか結構簡単だったのですが、講師の言う「もっと〜ふうに!」なんて言い回しが理解できません。音楽の専門単語なんかが出てくると、またもや「はっ?」って感じです。まぁ、少し困惑した場面もありましたが、なかなか楽しいレッスンでした。レッスン後、リチャードが聞いてきました。
「どうだった?」
「英語が難しくて…」
「音楽は、ユニバーサルだ。言葉なんて関係ない。わからなかったら、いくらでも俺に聞け」
おぉ、なんという力強い言葉。クリスマス&New Yearのお休みをはさんで、次回のレッスンは1月9日からとのこと。年明けから、このクラスに通うことにしました。

 体験レッスンが終了したのは21時30分くらいだったでしょうか? スクールから家までの途中に、夕食(今日の夕食、というか今日一日の中で食べたものは、「チキンウィングス(鶏肉のから揚げ)10本」のみさ)を買って、帰宅しました。夕食(朝食、昼食兼ねる)を平らげたあと、ベランダでタバコをすっていると、ハウスメイトのBINさんがやってきました。
「おー!、ひろし、きょう一日はどうだった?」
「ミュージックスクールに行ってきたよ。少しおつかれだよ」
「これから、ちょっとドライブに行くんだけれど、付き合うか?」
「うん、まぁ、このあと、何もすること無いから付き合うよ」
そんなことで、男2人のドライブが開始されました。1時間ちょっとドライブしたでしょうか。世間話から中国の体制や経済(BINさんは、上海出身)まで、さまざまな話をして、ドライブは終了しました。BINさんは、コーヒーおごってくれたり…と本当にいい人だよ。家に帰ってきてからは、この日記を書いて…。現在AM2時30分。そろそろ寝ます。お休みー。

 あー、この日記とか見て、たまに心配してくれる人がいるのだけれど、ご飯について書くと、最近は、当然のように、1日1食です。友達に言わせると、「死ぬよ!」ってことなんだけれども。しかもその貴重な1食が、今日みたいに鳥のから揚げのみだったり、ラーメンのみだったりします。だって、腹減らないんだもん。しょうがないでしょ。
更新地:トロント(カナダ)

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