旅日記


2002年1月30日(水)
トロント
曇り

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BLACK HAWK DOWNを
見てきました
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今日は写真なし

 こんにちは。1月ももうすぐ終わりですね。トロントは相変わらず雪なしです。今日の気温は、昨日などに比べ少し低め。最高気温が5度、最低気温が‐5度ってとこかな。風が弱いため、特に寒くもありません。

 さて、この日記を書いている現在は、夕方の6時。昨晩から寝ていないため、とても眠いです。というのも、明日は仕事探しの関係で、ちょっと早起き(といっても昼くらいだが…)しないといけないから。朝方寝て夕方起床という”たるんだ生活”から脱出するため、今日一日は少し無理しようって魂胆です。家に居ては寝てしまいそうなので、PM1時、突如思い立って近くの映画館に映画を見に行ってきました。

 今日見たのは「BLACK HAWK DOWN」という映画。公開当初から「見たいなぁ」と思っていた作品の一つです。「パール・ハーバー」のプロデューサーが気合を入れた作品らしく、戦闘場面盛りだくさんの戦争物です。アメリカが戦争中という関係もあるのか、現在全米No.1。一応の人気映画ということで、席とりのため、少し早めに映画館に入場しました。が、やはりここはトロントの、しかも郊外の映画館です。客の入りはいつもの通り20人程度くらいといったところでした。もちろん、平日の1時過ぎっていう時間帯も影響しているのだけれども。いつも通りに中段のど真ん中という特等席に座ると、映画開始までの30分間、ゆっくりと眠ったのでした。

 映画の感想はというと…。うん、そこそこ楽しめたよ。映像が良かった。ただし、英語のほうは相変わらず。ほとんど理解できんって状態だったけれども。理解できた英語は、全体の1割に満たないかもしれない。出演者の話し声が、時には無線機経由の声だったり、はたまた叫び口調や静かな語り口(敵に見付からないように)だったりで、聞き取りがかなり難しかったです。さらに、戦闘場面では早口の英語だし…。もともと英語に自信は無いのですが、映画を見ると、より一層がっかり。「なんで、こんなに分からないだらけなんだ!」って。まぁ、勉強へのモチベーションを保つって意味では、こういった経験は大切なことかもね。理解できた範囲で、簡単なストーリーも紹介しておきましょう。時は1992(1993?)年、アメリカ軍がソマリアの内戦に介入し、内戦鎮圧のために軍事行動を開始します。結構余裕ぶって戦闘を開始したアメリカ軍でしたが、対抗勢力(わはは、便利な言葉だね。総理大臣も使いまくるはずだよ。ソマリア内の兵士達を「敵」って書くと、米軍が正義に思えるから使いたくないよね。俺には、どっちが正しいのかわからないから)の反撃も激しく、自軍のヘリが数機撃墜されたり、次々と兵士が命を落としていったり…。その後、国連軍(米軍の味方)としてパキスタン軍も戦闘に加わり…って感じです。米軍兵士同士の友情や結束、仲間が息絶え疲労困憊の状況下で、それでも”戦い続けること”に対する兵士の葛藤、そして、戦争における戦闘の凄まじさ、こういったものが、銃撃戦という、いわば人間対人間の戦いの中で描かれていました。つまりは、飛行機から爆弾を落とすような戦争とは一線を画するお話ってことなのさ。そうそう、このお話は、フィクションではないんだってさ。つまり、史実に基づいた話なんだそうだ。まぁ、こういうの好きだったら、見てください。

 あぁ、上の通り書いていて、そういえば、先週も映画を見たことを思い出したよ。先週見たのは、「Snow Dog」。これはファミリー向けだから、楽しみながら見れたよ。良かったら、これも見てみてくださいね。

 そうそう、トロント来てから映画結構見ているなぁ。日本では、映画館に行くのって3ヶ月に1回ペースだったのに…。トロント来てから見た映画を羅列しておこうっと。後で忘れたとき、思い出せるしね…。

・American pie2
・Planet of the Apes
・Rush hour2
・Captain Corelli's Mandolin
・The one
・Harry Potter and the Sorcerer's Stone
・Monsters inc
・Behind Enemy Lines
・The Lord of the Rings
・Vanilla Sky
・Snow Dogs
・Black Hawk Down

 ふう、長々書いたらつかれたよ。これから、辞書片手に「フレンズ(ドラマ)」のビデオ見ながら勉強します。そんでもって、10時(もちろんPM)くらいには寝ようと思います。

 では、またね〜。
更新地:トロント(カナダ)

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