旅日記


2001年6月12日
バンコク
晴れのち大雨

-旅立ち-

「大好きなおばちゃんと」


いいゲストハウスでした。

 そろそろ、バンコクに戻ろうか。朝起きて、そんなことを思いました。戻るのはいつでもいいんだけど…。

 「おばちゃん、おはよう!」。今日は、カメラを持参しての、朝ごはんです。ご飯を食べながら、”もう一泊”って言いそうになりました。ですが、今日は言いませんでした。「おばちゃん、写真撮ろうよ」。おばちゃん、身振りも含めたせいか、あっさり分かってくれました。髪に花まで挿しています。写真をとった後、「きょう、バンコクに戻るよ」と一言いい、部屋に戻りました。バックパックに荷物をつめ、おばちゃんに最後の挨拶です。「おばちゃん、ありがとう」と握手を求めると、おばちゃんは、ビニール袋を差し出しました。その中には、数種類の果物がカットされて入っていました。切らないまま入れてくれてもいいものを。泣き虫の私は、涙があふれそうになってしまいました。

 モトサイ(バイク)の背中に乗り、BlueStarを後にしました。私が手を振ろうとすると、運転手の腰に手をまわせ!との身振り。おばちゃんは、最後までやさしかった。

 バンコク到着後は、カオサン通り近くに宿を取り、ビールを飲んで、今日は早めに就寝です。あらっ、おばちゃん以外に挨拶してくるの忘れてた…。いいや、またカンチャナブリーに行こう!そのうち。
更新地:バンコク(タイ)

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