トップページ > 旅日記総合目次 > 世界一周旅行編目次 > アジア編 > 旅日記

旅日記


2003年06月13日(金)
カトマンドゥ
晴れ
- 日本人軍団に馴染めません -

 
 ナマステ。

 現在滞在中の宿、ネパール人スタッフは楽しい奴らですし、設備にも特に不満はありません。が、そこに宿泊している日本人が、いまひとつ俺にとってはなじめない人ばかりで、あまり居心地が良くありません。宿には長期滞在しているボスのような存在の人間がいて、20代前半の若い人たちは、彼に引き連れられて、集団で移動していきます。夕食を食べに行くにも十数人皆で一緒、夕食後はホテルの一室にてパーティー(酒じゃないよ)開始。チェックインした後、俺もボスにつかまりました。俺に、宿のしきたりのようなものと、旅行自慢を語り始めました。はぁ、勘弁してくれよ。よくボス気取りで、しかも初対面の俺にタメ口でそんな話ができるなぁ。実際、彼は俺より年下だったのだけれども、まぁ、年齢がどうとかそんなことを言うつもりはありません。たださぁ、初対面の最初の言葉が、「何?今日ついたの?何号室?」はないだろう…。

 インドやネパールには、麻薬におぼれている日本人旅行者、現地に染まろうとおかしな方向に努力している日本人旅行がたくさんいます。そんな旅行者を見るにつけて、「本当にあほだなぁ…」と感じてしまいます。まぁ、人それぞれの生き方やスタイルがあります。彼らに直接何か言うことはありません。ただ、俺をそこに巻き込もうとするな。「え?、ガンジャ(マリファナ)もチャラス(ハシシ)もやらないんだ。ふーん」、「飯食いに行かないの?みんな行くのに。ふーん」…。勘弁してくれよ。おまえと一緒に行動したくないんだっつーの。

 まぁ、いいや。ここ、カトマンの街を歩いていると、人懐こいネパール人が多くて、なかなか楽しいです。まぁ、この地区に住む人が旅行者なれしているってのも有るかと思いますがね。いろんなネパール語を習ったり、お茶をごちそうになったり、飯をごちそうになったりと、旅行者にとっては、とても居心地の良い街です。また、ネパール人の多くが、特に日本人には親近感を持って接してくれているようです。顔立ちが似ているいうこともありますが、ネパールにとっては日本が最大の援助国であったり、日本に行ったことがある人が多いというのもその背景にあるのでしょう。日本の援助で作られた道路、病院、学校、バスパーク…、日本から贈られたバス…、日本で研修を受けたホテルマン、医師…。様々な場所に日本の影が見え隠れしています。俺らの税金がこんなところに…、といったことも感じ得ないわけではありませんが、まぁ良しとしましょう。また、街ではかなりの数の日本人旅行者を見かけます。全観光客の3、4割が日本人なのではないでしょうか。当然、ホテルや土産物屋の軒先にはニホンゴ看板があふれているので、これを見て周るのも一興です。

 現在13時。これから日本大使館に行って、東南アジアのSARS状況でもチェックしてこようかと思います。東南アジアにおいては状況が好転しているようですが、東アジアに位置する中国、ベトナム、香港、台湾…、このあたりがネックなんだよなぁ…。

 ではまた。
 

- 本日の出費 -

レート : Rs1(ネパールルピー)=\1.5

- 移動費 -

From : To : 手段 : 値段 : 所要時間 :
 

- 飲食費 -

 

- 雑費 -

SURYA LIGHTS * 2 (たばこ) 10本入り Rs50
宿代 Rs150

更新地 : Kathmandu ( NEPAL )

前の日記へ 次の日記へ