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旅日記


2003年08月09日(土)
クアラルンプール
晴れ
- マレーシア入国 -

 
 本日、無事、マレーシアに入国しました。他の都市に立ち寄ることなく、タイのハジャイという町からいきなりクアラルンプールに入ったのですが、この町は予想以上の近代都市なのでした。ペトロナスツインタワーと呼ばれる89階建てのツインタワー(ビル)を筆頭にして、数十階建てのビルがぼんぼん立ち並ぶ様子は、なかなか壮観です。
 
 さて、マレーシアに入国した頃から感じていたのですが、この国って、ずばり日本となんら変わりありません。いや、地方のインフラ整備状況なんかの面では日本以上といっても良いかもしれません。タイ国境から首都まで続く高速道路の道路状態を見ても、「うむむ、やるな」といった感じ。でこぼこ無しの道路は最高速度が110Kmに設定されていました。また、田んぼに見る灌漑設備やら河川の護岸設備なんかも、田舎のほうまでしっかりと整備されていました。さらに、ゴムの木やら椰子の木やら、山々に植えられている木々のほとんどが整然と規則正しく並んで植えられていて、「ここまでするなら、山も四角形に削ってしまえ!」といった感じ。何もかもが規則正しく…ってな感じ。

 「うーん…」。マレーシア入国前の私のイメージとしては、マレーシアってのはタイとシンガポールに挟まれた少し貧乏な国といった感じのものでした。確か、中学か高校の地理の時間に習ったような気がするけれど、「観光業はあまり盛んで無く、主な外貨の獲得手段としては特産の"すず"と"ゴム"。他に盛んな産業といえば、ちょっとした軽工業と国内向けの農業くらいのもの」、そんなイメージでした。しかし、来てみてびっくり。人口が少ないため、経済規模こそタイに劣るものの、国内インフラの発展具合というか、そういったものは、正直タイより上みたいです。物価に関しても、「シンガポールよりはもちろん安い。さらにタイよりも安いんだろう」、そんな感じでした。しかし、これまた大間違い。タイより断然物価は高いです。宿代、交通費、飯代、タバコ、酒…、何をとっても、タイよりは断然高いのです。当然、私のような貧乏旅行者にはとても厳しいわけで…。ということで、マレーシア、シンガポールと、この2つの国はさくっと抜けようかと考えています。2つあわせて3週間くらいが適当かな。

 現在23時。ドミトリーの室内で、この日記を書いています。隣のベッドのイギリス人女性がたまに迷惑そうな表情をこちらに向けるので、これにて終了。

 あぁ、最後に。今日チェックインした宿は、「ウィラーズゲストハウス」というチャイナタウンにある安宿です。ドミトリーのベッドはRM10(10リンギット-350円くらい)。シングルにしたかったのだけれども、RM25(800円)もするので、あきらめました。飯もRM3〜5、ビールもRM5くらいするので、マレーシアでは何もできません。高すぎるよっ!

 おやすみ。
 

- 本日の出費 -

1B(タイバーツ)=\3
RM1(マレーシアリンギット)=\35

- 移動費 -

From : To : 手段 : 値段 : 所要時間 :
ハジャイ(ハット・ヤイ)の宿 ハジャイの旅行会社 トゥクトゥク - 10分
ハジャイの旅行会社 クアラルンプール
チャイナタウン
バス
エルタビナ・エクスプレス社
350B 10時間
クアラルンプール
チャイナタウン
チャイナタウンの宿 徒歩 - 10分
 

- 飲食費 -

コーヒー (朝食) 20B
5B
そば (昼飯) RM3
肉ぶっかけ飯 (夕飯) RM3
 

- 雑費 -

KRONG THIP * 1 (たばこ) 35B
宿代 RM9

更新地 : Kuala Lumpur ( Malaysia )

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