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雑記


2003年06月11日(水)
カカルビッタ
- 日本語間違い大好き -

 
 中国製品、日本人旅行者目当ての看板等、昨今、世界中の様々なところに日本語があふれています。中国人向けの中国製品、たとえば、お菓子のパッケージに"アイシイ"(多分、"オイシイ"のつもりだと思われる)とか印字されていたり、"の"が多用されていたり、それらに、何故日本語を印字する必要があるのかは謎ですが、日本人観光客目当ての看板等に視点を向ければ、それは商売上有益なものであって、ホテルのオーナー、土産物屋のオーナー等、彼らにとっては必要不可欠なものなのです。

 海外の看板には主にカタカナが多用されます。「ラクシュミ・ホテル、レストラン、インターネットOK、キレイ、アンゼン」、こんな感じです。しかしながら、個人的に目が行くのは、その内容よりも、表記の間違い、表現の間違いについてです。これら看板の多くに、少なからずの間違いを見つけることが出来ます。ありがちな間違いをいくつかあげてみましょう

- "ツ"と"シ"が間違っている。"インターネット"と書くべきところが、"インターネシト"になっている。

- "ン"と"ソ"が間違っている。"インターネット"と書くべきところが、"イソターネット"になっている。

- "リ"と"ソ"が間違っている。"リコンファームオテツダイ"と書くべきところが、"ソコンファームオテツダイ"になっている。

- "ス"と"ヌ"が間違っている。"ヤスイ"と書くべきところが、"ヤヌイ"になっている。

- "キ"の縦棒が逆に傾いている。表記できません。キの縦棒が"/"になっている場合がある。

 時として、ひらがな、漢字を交えた看板、張り紙も見つけることができます。最近見かけた間違い物をあげてみます。

- "ここインターネットカフェは日本語がおくるできるうけるできる" - ダージリン
 惜しい。日本語で送ることが出来る、受けることが出来る。つまり、このインターネットカフェのパソコンでは、日本語の読み書きが出来るということですね。一応、意味はわかるので合格か。

- "ホテル ヒマラヤ フツウカカク ネビキ ニホンゴイマス" - ダージリン
 うんうん、いい線、いっています。でも"フツウカカク"って何さ。高くも無く、安くも無くってことなのか? しかもその後に"ネビキ"って。じゃぁ、最初から"ヤスイカカク"って書けよ。最後の"ニホンゴイマス"が意味不明です。日本語の出来るスタッフがいるということなのか、日本人がいるということなのか…謎。

- "レストラソ&ホテル ムソガダワ ハイジェニック フォーメリー コンフォトブル" - サールナート
 はっはっは。意味不明。英語だったら、アルファベットで書けよ。"コンフォトブル"って。英語の分からない日本人のための看板なのに、英単語使ってたら、意味ないだろう。あっはっは。

- "サヨナラ NEPAL モモ ハヤイ ヤスイ ウマイ" - カカルビッタ
 笑った、これには笑った。"サヨナラ"って何さ。バイバイしてどうするよ。多分、"コンニチハ"と勘違いしている可能性大。でも逆にお客が増えそうだ。"早い安い美味い"を知っているくらいの店主だから、もしかしたら狙ってやっているのかも。日本の"一番まずいラーメン"という看板で客が増えたといった店のような感じか。ところで、モモとは餃子のこと。写真とらなきゃ。
 
 要は、こういった間違いを見つけたら、ぜひ教えてあげましょう。また余裕があったら、正しいものを書いてあげましょうってことさ。狙ってやっているのなら、もちろんその必要は無いのだけれども。俺は、なるべく教えてあげるようにしています。

 俺の英語メールも、ネイティブが見たらこんな感じなんだろうと思うと、すえ恐ろしいです。
 
更新地 : Kakarvitta ( Nepal )