Make your own free website on Tripod.com
トップページ > 旅日記総合目次 > 世界一周旅行編目次 > アジア編 > 旅日記

旅日記


2003年05月08日(木)
バルカラ
晴れ
- 砂浜で捕まえたカニを食う。俺、どこででも生きていけるわ -

 
 ナマステ。

 今朝は午前10時起床。シャワーと洗濯を済ませ、早速ビーチへと向かいました。バルカラのビーチは、今日も人影がまばらです。さんさんと照りつける太陽の下、周囲の目を気にする必要も無いため、一人でおおはしゃぎです。高い波にのまれ、泳ぎ、遊び、ビーチで寝ます。いつもの生活…。途中、ドバイ(アラブ首長国連邦)から来た男性3人連れ観光客やチェンナイ(マドラス)から来たという5人組が声をかけてきました。ラム酒をご馳走してくれたり、フルーツをもらったり、そしていつものとおり、彼らと馬鹿話に話が咲きます。ところで、多くのインド人男性観光客や浜辺を散歩している地元民男性が、たびたび俺に声を掛け、そして俺の横に座り、俺の名前、どこから来たか、結婚しているのか、日本で何をしている、そんなことを尋ね、次いで、本人の自己紹介やらをして去っていくのですが、なぜ、皆、西洋人に声を掛けずに、俺に声を掛けてくるのだ? 俺が一人旅行者(ほとんどの西洋人はカップル)だからなのか? 東洋人のほうが親しみ易いのか? はたまた俺の顔が近づきやすい顔なのか、理由が良く分かりません。多分、目が合うと、ニコニコして挨拶する俺のせいなのだろうとは思うけれども。それ以前にあちらから寄って来て、俺の視界に入ってくるのだから、しょうがない。まぁ、こういって声をかけてくるフレンドリーな輩を、たまにうざく感じることも有るのだけれども、まぁ、ちやほやされるのも悪いことじゃないし、基本的には好きなのです。話掛けづらい人間と思われるよりもずっと良いや。しかし、声をかけてくるのが男性ばかりなのは何故だ。「幸い中の不幸」といった変な言葉がぴったりな、俺の困ったキャラクター。さて、彼らとの話の終わりは、いつものとおり、「いっしょに写真をとろうぜ」です。「ジャパニーと写真を取るのは初めてだ」だってさ。嬉し恥ずかし気分です。彼らの旅行が終わって、そして彼らの自宅や職場でビーチでの写真を皆に見せながら、「これが俺の友人のジャパニーだ」なんて言って、いろいろな人に紹介しているんだろうなぁ。出会って30分くらいしか一緒にいなかったのに、もう友達なのさ。インド人はこんな感じです。

 さて、ビーチでだらだらと過ごしていましたが、変わりない毎日に刺激を与えるべく、今日、新たなことに一つチャレンジしてみました。ここ、バルカラのビーチ、目を凝らして砂浜を眺めていると、たまに体長10cmほどのカニが、早足で砂浜を走っています。ゴアの浜辺にいた奴と同じ種類のカニだと思うのですが、こちらのビーチに住んでいる奴の方が、どうやら大きいです。
「よし、あのカニを数匹捕まえて、食ってやろう。よく煮れば、きっと食えるだろう。うまいかどうかは別にして…」

 1時間ほどかけて、体長(足を含め)10cmほどのカニを2匹捕まえました。生きたまま袋に入れ、宿に持ち帰りました。
「このまま煮て食べてもうまくないだろうなぁ。近くの商店で何か、具材を買ってこよう」
宿から200mほどの距離にある、何でも屋(日本の田舎にある何でも屋みたいな感じ。たばこ、お菓子、乾物等から、石鹸、洗剤等まで、食料品や生活用品を、少量ずつながら幅広く扱っている家族経営の小さな商店)に、"何か"を買いに出かけました。
「おっちゃん、スープを作りたいのだけれども、何か野菜はある?」
「野菜、野菜と…。じゃがいもと玉ねぎしかないよ」
「じゃぁ、玉ねぎを2個と、そこにあるにんにくを1個頂戴。ついでに、生卵3個とクッキー2個、バナナ2本も買うよ。バナナは明日の朝食用だから、少し固めのを頂戴」
「はい、玉ねぎは2個だと2ルピー、にんにくは3ルピー、計20ルピーだね」
「え?、クッキー2個で10ルピー、玉ねぎとにんにくで5ルピー、バナナ2本で2ルピー、そして卵3個が3ルピーなの?」
「そうだよ」
「昨日、この店で卵を3個買った時は、卵1個が1.5ルピーだったよ?。ただ、店番していたのは、おばちゃんだったけれど」
「そうかい。じゃぁ、今日も卵1個、1.5ルピーにしようか?」
「いえいえ、1ルピーでいいです…。」
やろう、あのおばちゃん、ぼりやがったな…。他のお店で卵を買っても、通常、卵は1ルピーもしないのに、1.5はルピーは高いなぁと思っていたのです。「田舎だから、少し高いのかな」、そんなふうに昨日は思っていたのですが…。明日、おばちゃんが店番している時間にお店に行って、聞いてみることにしたいと思います。もちろん、抗議しに行くのではなくて、笑顔で、「おばちゃん、本当は、卵1ルピーでしょ!」って、おばちゃんをからかいに行く予定です。

 トルコで買ったステンレス製のボールに1リットルほどの水道水を入れ、ブルガリアで買った電気コイル(コンセントから電源を取り、コイルで水を沸騰させる器具。これでコーヒー、スープ、インスタントラーメン等、様々なものを作ることができます)でお湯を沸かしました。そこに、ムンバイ(ボンベイ)で買った塩と、きざみにんにく、そして、カニを丸ごとを放り込みました。ぐつぐつ煮込むと、カニから大量のあくが出ます。カニを洗わなかったからか? 大丈夫かな、これ。5分ほど煮込み、最後に、適当に切った玉ねぎを放り込み、さらに3、4分煮込みました。完成!早速、食って(飲んで)みました。
「うん、なかなか美味いじゃないの」
ボールの底に、大量の砂がたまっていますが、特に気にしません。上澄みだけを飲みました。

 特製カニスープを飲み終わり、タバコを吸っているときに、ふと思いました。
「俺、どこででも生きていけるわ」
穴を作って浜辺に住む、名前も知らないカニを捕まえて食っている俺。
波に打ち上げられたごみをあさる、そんなカニを捕まえて食っている俺。
野菜を大理石の床の上(床はしっかり拭いた)で切って、それをそのままお湯の中に放り投げる俺。
洗うことも無しに、カニをお湯の中に放り投げる俺。
砂が大量に入ったスープをかまいもせずに飲む俺。
連日のように海の中でうんちをする俺。
穴の空いたパンツを穿き、他人に中身を見られても何も気にならない俺。

 あぁ、俺ってずいぶんたくましいなぁ(自分で言うのも何だけれども)。人間、食おうと思えば何でも食えるし、ぶっちゃけ、金があまり無くても、"モノ"があまり無くても、生きて行けるものだなぁ。

 腹が痛くならないかいまいち心配ですが、良く煮込んだんで大丈夫でしょう、きっと。毒も心配ですが、カニの毒なんて聞いたことが無いので大丈夫でしょう。ふぐ、蛇、かえるなんかとは違うような気がします。

 おやすみ。
 

- 本日の出費 -

レート : Rs1(ルピー)=\2.5

- 移動費 -

From: To: 手段: 値段: 所要時間:
 

- 飲食費 -

ミネラルウォーター * 1 - 2Lボトル Rs25
バナナ * 1 (朝食) Rs1
チキンチャーハン * 1 (夕食) Rs40
卵 * 3 (夜食) Rs3
にんにく * 1 (夜食) Rs3
玉ねぎ * 2 (夜食) Rs2
ビスケット * 2 (おやつ) Rs10
 

- 雑費 -

SCISSORS FILTER * 2 (たばこ) - 1パック10本入り Rs30
宿代 Rs100

更新地 : Varkara ( INDIA )

前の日記へ 次の日記へ