商品研究


2001年12月12日(火)
SPICY SOYA RAMYUN
辛豆麺

いかにも、辛そうだが、
それほどでもない。
開封後。

 インスタントラーメン第二弾です。カナダに来てからこれまで、20種類ほどのインスタントラーメンを口にしましたが、今回のものは、ベスト3に入るうまさ。とりあえず、商品のあらましを。
商品名 SPICY SOYA RAMYUN 辛豆麺
(本当の商品名は、ハングルで書いてあるんで、読めません&書けません)
メーカー名 BINGGRAE CO., LTD. (KOREA)
製造国 KOREA
価格 5つで、3ドル89セント
(1個あたり、約80セント)
ウェーブ中太麺
スープ 粉末スープ(辛味)が一袋
(牛、豚、鳥、魚介といった分類できず)
乾燥野菜が一袋
(乾燥ねぎ、乾燥青菜)
120g(スープ、具含む)
その他 -
総合評価 ★★★★☆(4点)
 このラーメンは、当たり。なかなかお勧めできます。韓国製のラーメンは、「辛ラーメン」にしても、この「辛豆麺」にしても、はずれがありません。私にとっては、中国製よりもうまいと感じます。日本製のものよりもうまいかも。日本人として、ちょっと寂しいですが…。

 まず見た目。赤いパッケージが、辛さをイメージさせると共に食欲を起こさせます。「赤」や「オレンジ」、「黄色」という色は、食欲を増進させる色として有名ですね。カラーマーケティングを考えるうえで、この点は常識であり、食品のパッケージには、赤が多用されます。オーソドックなデザインといったところでしょう。

 袋を開けると、丸型の麺と、粉末調味料1袋、かやく1袋が入っています。麺はウェーブした、やや太麺といった感じのものです。細かな点ですが、麺が丸型なのも、良い点です。日本のインスタントラーメンには、四角型のものがありますが、あれって、なにか意味があるのでしょうか。小さな鍋で調理する際、麺が四角形だけに、4隅がはみ出てしまい、鍋に入りきらない場合もあります。

 さて、調理に入ります。沸騰した550ccのお湯に麺、かやく、スープのすべてを入れ、4分煮込むというオーソドックスな調理法です。そう、ここで一点気がつきました。日本のインスタントラーメンの多くは、麺が茹で上がった後、いったん火を止めて、それから、スープを入れろって書いてありますよね。あれはなぜ? 私的には、以下の点で、日本方式に反対なのです。

・日本方式だと、粉末スープを投入時に、鍋からの湯気で粉末スープ袋の口部が濡れ、多少の粉末スープが袋内に残ってしまう。よって、私のように、袋内、あるいは袋口に残った粉末スープを使い切るため、袋内に少量の水を浸入させ、液体化させた上で、再度、鍋の中に投入するという、わずらわしい作業をしている人間がかなりいると思われる。(←俺だけ?)

・スープは、麺が茹で上がったあとに入れるより、麺と同時、もしくは麺より先に入れたほうが、麺にスープがよくしみこみ、うまいと思う。

 能書きはこれくらいにして、実際に食べた感想を。スープは、ほんの少し辛いくらいで、たいていの人はおいしくいただけると思います。麺もそこそこ優秀。具もなかなか大きくてよろしい。何味って分類ができないので、「こんな味!」って報告しづらいのですが、なかなか、うまいんで、機会があったら食べてみてください。「辛ラーメン(ほかの韓国製ラーメンの事)」の麺と、このラーメンのスープを合わせたら、かなりうまいだろうなぁ。

 ところで、俺の食べ方。このラーメン完成後、生卵、さらに、大さじ1杯程度のバター(マーガリン)を載せて、いただきました。うまかったよ。調味油が付属していないラーメンには、バターとか必須だよね。

商品研究目次へ トップページへ