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旅日記


2003年08月22日(金)
ホーチミン
晴れ
- そろそろ出よう -

 
 シンチャオ!

 今日は12時起床。後、コーヒーを飲みに宿隣の喫茶店へ。東南アジア各国でよく見られるコンデンスミルク入りの甘ったるいコーヒーを飲み干し、宿に戻る。トイレでふんばった後、シャワーを浴び、ホーチミンの街へ繰り出す。
「さて、何をしようか…」

 全く持ってやることが無いため、街中を30分ほどうろついた後、宿へ戻る。

 部屋でだらだらと音楽を聞いていて、ふと「そろそろホーチミンを出ようか…」と思い立つ。早速、宿近くの旅行代理店をはしごして、情報集めに精を出した。ここベトナムでは、「外国人が市バスやら公営の長距離バスを利用して移動するといったことは、大変難しい」らしい。というのも、安全上そのことに問題があるわけではなく、外国人は間違いなくぼられまくりで…、現地人の4、5倍、値切っても2倍程度の値段を払わないとバスにも乗せてくれないとの事。そういった話は度々他の旅行者からも聞いていたし、ガイドブックにも掲載されていたため、素直に忠告に従う。結局、ぼられながら公営バスで移動していくよりも、ツアーバス(外国人観光客をメインターゲットにした長距離バス。かなり快適らしく現地人も利用していた)を利用したほうが圧倒的に経済的ということがわかり、バスを運営する数社の値段とサービスを比較検討した結果、最大手の「シンカフェ」にてホーチミンからハノイまでのオープンチケットを購入する。途中、ニャチャン、ホイアン、フエにストップオーバーできるというチケットで、値段は21ドルほどだった。列車で移動しようかとも考えたが、このツアーバスの値段と比較してみると、列車のほうが断然高額だった。ということで、ツアーバスのチケットを購入したのだった。ホーチミン出発は24日の朝に決まった。

 「今日の仕事終了」
ということで、16時、ビールを飲み始める。宿の前でこの宿の娘さんと様々なことを話しながら2時間ほどビールを飲んでいた。「彼女が9月から大学に通うことについて」、「彼女の将来の夢について」、「ベトナムを訪れる観光客について」、「台湾人&韓国人の男性が嫁探しのために多数ベトナムを訪れていることについて(日本でのフィリピン妻騒動を思い出す…)」、「彼女の日本人論」、「彼女の各国旅行者論」…。様々な話が聞けて、良い暇つぶし(といっては失礼か、もちろん楽しいしためになった)になった。

 一昨日の夜、彼女は私のためにアオザイ姿を披露してくれた。白いアオザイは、学校の制服だったそうだ。「アイロンをかけていないから…」といって恥ずかしそうに彼女が着てきたアオザイは大層美しかった。「もう一枚!」「もう一枚!」と写真をとろうとする私に彼女は照れながらも笑顔で応えてくれた。「お兄ちゃんも一緒に!」。「普段あまり妹と会話することが無い…」といっていたお兄ちゃんも恥ずかしそうにカメラのレンズに顔を向けてくれた。「なんだか、良い兄弟だなぁ」。すがすがしい気分になった。

 現在19時。インターネットカフェでも行って、それからまたビールでも飲んで寝ることにしますわ。またね。
 

- 本日の出費 -

13,000D(ベトナム・ドン)=\100
15,500D=USD1

- 移動費 -

From : To : 手段 : 値段 : 所要時間 :
 

- 飲食費 -

コーヒー (朝飯) 3,000D
ビール * 2 (昼飯) 14,000D
 

- 雑費 -

BASTOS (たばこ) 5,000D
宿代 45,000D

更新地 : Ho Chi Minh City ( Vietnum )

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