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旅日記


2003年08月21日(木)
ホーチミン
曇り
- 日本語本があると駄目だ… -

 
 シンチャオ!

 「あれれー、駄目野郎だ…」
現在18時20分。すでに晩飯の時間ですが、なんと今日はまだ部屋から一歩も外に出ていないのです。起床したのが10時頃だったでしょうか。昨晩、ホテルの書庫から部屋に持参した数々の日本語小説、エッセイなどを読んでいるうちにこんな時間に…。飯を食うにしても、買いだめしておいたインスタントラーメンが部屋の中にあるので、電熱コイルでお湯を沸かしてそれを食う始末。トイレシャワーが部屋についているので、そのために部屋を出る必要もなし。

 宿に日本語の本があると、本当に駄目です。何を置いても、まずは本に一生懸命になってしまいます。平気で半日とか十数時間とかぶっ続けで本を読んでしまいます。パソコンがあるんで、CDなんかをBGMに本を読んでいると、本当に心地よいのです。この日記の表題の上に「今日の天気=曇り」なるものも書いてありますが、実はこの部屋窓が無いので、あてずっぽうです。雨音も聞こえないし、まぁ、「曇りって書いておけば間違いないだろう…」くらいの勢いです。

 さて、シャワーでも浴びてインターネットに行ってから、ビールでも買ってくるかな。今晩も宿前の歩道に借り物の椅子を置いて、街行く人々の姿を見ながらビールを飲むことになりそうです。連日日本であくせく働いている人々から見たら、なんて贅沢な毎日なんでしょうね。俺って幸せだ。

 そうそう、最後に本について。現在は平岩弓枝って作者の「藍の季節」なる小説を読んでいます。まぁ、普通の恋愛小説ってとこです。1時間前までは、柴田隆介って人の「会社もけっこう面白い」ってエッセイを読んでいました。ウッドランド(旧エルム)っていう店頭登録(今はジャスダック?)されているコンピュータ関係会社の創業者が書いたエッセイです。俺の前職がコンピュータ系ということもあって、なかなか楽しく読むことが出来ました。俺って本を読んでも作者の名前は覚えないし、2,3日すると話の内容も忘れてしまうような人間なんです。映画にしてもそう。全て忘れてしまう。読んだ本が自分自身の何か糧になっているのかもわからず。旅行に出てから100冊とか200冊とかそういった量の本を読んだと思いますが、それらって俺の中に何かを残しているのかなあぁ。俺の場合、ただ楽しいから読んでいるだけなのです。「何かを得るための読書」は俺にとって苦痛だし、だからこそしたくはないけれども、読書の結果として、何かが自分の中に蓄積されていけばよいなって風に思います。

 さぁ、18時半になった。そろそろシャワーを浴びよう。活動開始だ。
 

- 本日の出費 -

13,000D(ベトナム・ドン)=\100
15,500D=USD1

- 移動費 -

From : To : 手段 : 値段 : 所要時間 :
 

- 飲食費 -

インスタントラーメン (昼飯) 2,000D
 

- 雑費 -

BASTOS (たばこ) 5,000D
宿代 45,000D

更新地 : Ho Chi Minh City ( Vietnum )

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