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旅日記


2003年09月17日(水)
南寧
晴れ
- 9月17日のメモ -

 
05時30分 - 起床
06時30分 - [ハノイ - ドンダン] バス 4USドル
09時10分 - [ドンダン - 国境] バイタク 8,000ドン なんと距離は500mくらいだった。情報がないって怖い。あほらし。
10時20分 - [国境 - 憑祥の中国銀行] バイタク 8元
12時30分 - ピンシャンの中国銀行で40米ドルキャッシュを両替。バスターミナルまで30分ほど歩いた。その間、多くの人の視線がおれに注がれた。バックパックをかついだ得体の知れない人間が町の中を歩いている。そんな姿がかなり珍しいのだろう。筆談でタバコとジュースを買ってみた。特にぼられた様子も無い。「我要少焦油量(タールの少ないやつをくれ)」、ノートに書いて伝えてみる。おばちゃんがほこりをかぶった店内の棚から下ろしてきたのは、「Light」と書かれた10mgのたばこだった。なんとかなるものだ。
14時00分 - [憑祥 - 南寧] バス 35元
15時10分 - 昼飯 おかゆ一杯と漬物 1元
19時10分 - 南寧到着。宿は駅前にあった迎賓ホテルに決める。見た感じ高そうなホテルだったが、多人房(ドミトリー)があるという。値段は16元からだった。
20時10分 - ホテル横の自助餐式食堂で夕飯。ライス、野菜炒め、ビール2本で計11元。米ドル計算したら1ドルと少しといったところか。まだ中国初日なので、これが高いのか安いのかわからん。日本人だということで珍しがられ、スタッフと筆談しながら2時間あまりも店に滞在。
23時40分 - ドミトリーは3人部屋。俺の右隣は韓国人。彼の右隣はニュージーランド人。ホテル前の商店で買ってきたビールを飲み、彼らと少し話した後に就寝した。

 この日の感想。
・南寧の町の規模の大きさに驚いた。南寧市の人口は280万人。中国では大した規模の町ではない。しかし、北京から程遠いこんな田舎の区都にも高層ビルが立ち並んでいた。
・町が綺麗に整備されていることに驚いた。コンクリートの道路は広く、中央分離帯には美しい花や木々が植えられていた。公衆トイレも利用してみたが、聞かされていたほどひどくもない。蛇口をひねれば、しっかりと水も出る。
・市バスの車内にはエアコンが、運転手の後ろには次のバス停を示す電光掲示があった。日本でも人口10万人以上規模の町に行かなければ、こんなバスを目にすることは出来ないのではないか。
・24時間営業の店の多さに驚いた。薬局、食堂等、多くの店が24時間営業の看板を掲げていた。
・若い女性の服装は日本と比べてもまったく遜色ないのであった。
・若い人々が皆が皆携帯電話を持っていた。

 一日にして、数十年間俺が抱いていた中国に対するイメージが崩壊してしまった。俺には「改革開放で大騒ぎの沿岸部は違うにせよ、内陸部の町はインドやネパールあたりと大した違いもないだろう」といった先入観があった(道路は舗装はされているが穴だらけ、木造建築の家々、牛車なんかも走り回りといったような意味で)。しかしなんじゃこりゃぁ。日本と変わらんぜよ。
 

- 本日の出費 -

1USD=8.27元
1元=14円

- 移動費 -

From : To : 手段 : 値段 : 所要時間 :
ハノイ ドンダン バス 6USD 2.5時間
ドンダン ベトナム側国境 バイタク 0.5USD 20秒
中国側国境 憑祥 バイタク 8元 1時間
憑祥 南寧 バス 35元 5時間
 

- 飲食費 -

おかゆ * 1 (昼食) 1元
ごはんと野菜炒め * 1 (夕食) 3元
ビール * 2 (夕食) 8元
ビール * 2 (夜食) 6元
 

- 雑費 -

中南海 Lights (たばこ) 4.5元
宿代 18元

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