こんにちは。
今日は予期せず、台湾人の結婚式に飛び入り参加してきました。シュウ一家の親戚の娘さんが結婚するとのことで、シュウ一家はパーティーに呼ばれていたわけですが、なぜか俺までが出席。よくわからんが腹いっぱい食べ、ベロベロになるまで酔っ払い、楽しんできました。お母さんのキツイいいつけ通り、私は今所有する最も素敵なアイテムを身に付け、式に参加しました。下はブルガリアで買った裾のすり切れたジーンズにカナダで買ったスニーカー、上はインドで買った半そでの白ワイシャツに、シュウのお父さんから借りた紺のネクタイという妙ないでたち。ですが、これが今出来る精一杯のおしゃれなのでした。許してお母さん。。
式場では、多分200人くらいの人々が飲み食いしていました。美しいドレスに身を包んだ女性も居れば、ポロシャツ姿の男性も居ます。人々の立ち振る舞い、食べ物、飲み物、全てが興味深く、しかし作法なんて良く分らんので、酒を注がれたら飲み干す、そして返杯する、遠慮がちに中華の丸テーブルをまわして少しばかり何かをほおばる、そんな感じでそつなくこなしていました。ですが、いかん、いかんのです。何やら、注がれたら飲み干す、このおかしな、式場内唯一の外国人に、やたら酒を注ごうとする輩が多いのです。しかも皆が飲んでいる飲み物は何故か日本酒。「ズーベンレン!」、「サケ!」を口にしながら、次から次へと様々な人が俺のコップに酒を注ぐのです。俺の中の作法としては、「注がれたら飲み干す」、そんななんで、当然のように、1時間後にはもう何やらわけがわからないくらいにあちらこちらを動き回る俺が出来上がっていたのでした。写真とりまくり、おしゃくしまくり、変な中国語で会話しまくり。「おっ、何やら陽気な日本人が、おかしな中国語を話しながら方々をおしゃくして周っているぞ!」。皆がそんな感じで思っていたことでしょう。シュウは「Don't
be stupid!」を連呼していました。あぁ、傍らにいたシュウのお父さん、お母さんごめんよぅ。少し張り切りすぎてしまったよ。
式が終わり、台東の駅にて、終にシュウのお父さん、お母さん、お兄ちゃんとの別れの瞬間がやってきました。10月10日からの3連休の家族小旅行を終え、3人は明日から普段の生活に戻らねばなりません。お兄ちゃんと抱き合い、お母さんに英語でお礼を言い(お母さんは少し英語を理解する)、そしてお父さんとは握手を交わしました。「ありがとうございました。お世話になりました。日本にいらした際には、ぜひご連絡下さい。おもてなしいたします。お手紙書きます」←これくらいは中国語で言いたいのに…。何もいえない俺は、「シェシェ」を連呼するばかり。はぁ、感謝の気持ちが伝わっていると良いなぁ。
13日に続く。おやすみ。
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