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旅日記


2003年05月01日(木)
コーチン
晴れのち雷雨
- 観光、洗濯、悩み事、とても忙しかった一日 -

 
 ナマステ。あまり時間が無いので(インターネット屋に行かなければいけない)、今日の出来事を箇条書きします。

 <コーチン到着>
 昼の12:30、コーチン市のエルナクラム地区にあるエルナクラム・ジャンクション駅に到着。駅で30分ほど一休みした後、1Kmくらい歩き、長距離バスターミナル前にある「Nina's Tourist Lodge」という宿にチェックイン。一泊90ルピーの安宿。室内に入ったとたん、でかいゴキブリが"がさがさっ"と動いてびっくり。ゴキブリを廊下に追いやった後、水シャワーを浴びて、すっきりする。寝不足のため、昼寝をしようかとも思ったが、時間がもったいないので、観光に出かけることにした。

 <観光:コーチン市内>
 14:00、宿を出て、「地球の歩き方」に掲載されている中華料理屋に向かう。久しぶりに良いものを食べようということで、奮発してコース料理をオーダーする。内容は、中華卵スープ、チキンチャーハン、牛肉野菜炒め、生野菜サラダといった豪華なものだった。スープはとろみのついたよくあるもの、うまい。チャーハンもいける味。インドで食べる牛肉もまた乙な味(ヒンズー教では、牛は聖なる動物である。インド北部で牛肉なんて出すレストランは皆無。北インドでは「牛肉を食ったことがあります」なんてことも言ってはいけない雰囲気。そんなことを厳格なヒンズー教徒に言ったら、猛烈に怒られ、全人格を否定されることだろう。しかし、南インドでは牛肉を出すレストランも多い。キリスト教徒やイスラム教徒が多いせいか?)。サラダはまぁまぁ。チャーハンの付け合せにナンプラーっぽい"しょうゆ"が出てきたので、レストランのマネージャに尋ねてみた。「シェフは、タイ人かベトナム人ですか?」。でも答えは違った。シェフはインド人だそうな。

 15:00、腹いっぱいの状態で、エルナクラム地区西部にあるメインジェッティー(メインのボートターミナル)へと向かう。ところで、ここコーチンの町は海沿いの半島やら島やらが入り組んだ場所にある。市民の足として、ボートが各地を結んでいる。ということで、俺もボートに乗ってフォートコーチン地区と呼ばれるところを訪ねてみた。ボートは定員50人乗りくらいのこじんまりしたものだった。明らかに定員オーバーの70、80人を乗せ、ボートはメインジェッティーを後にした。フォートコーチンジェッティーまでは30分ほどの距離。途中、ボートの横を2、3匹のイルカが飛び跳ねる。俺を含め、観光客(外国人観光客は俺のみ。他はインド人観光客)は歓声をあげて興奮していたが、地元市民はすまし顔。聞いてみたら、このイルカの伴走(伴永?)は毎日のように見られる景色だそうな。海でイルカを見たのは初めてだった。感動するとともに、こんなごみだらけの汚い海で暮らしているイルカを哀れに思う。船上から、ポテトチップの袋やカメラフィルムの空箱をポイポイと海に投げるインド人観光客たち。自分のこどもの目の前で、親がポイポイとごみを投げ捨てる。観光旅行が出来るような中流階級や上流階級のインド人にも、環境やら他の生物に配慮するなんて意識は全く無し。これじゃぁだめだ。このままでは、こども達も、ごみを放り投げることに罪悪感を感じずに育ってしまうよ。ね、自分の家の中がごみで散らかし放題になるのは何も問題ないさ。ただ、他の動植物や、他国とつながっている、この海にごみを捨てるのはやめようぜ。他に迷惑を掛けるのはよそうぜ。そんな風に思い、彼らに何か言葉をかけようとも思ったが、理解してもらえそうも無いので、口をつぐむ。ここはインドだ。インドの常識に従うべきなのかな。先進国の常識を持ち込むべきではないのかな。どうするべきなのか、俺にはよくわかりません。

 16:00、フォートコーチン地区に到着して最初に向かった先は、チャイニーズ・フィッシング・ネットと呼ばれる、漁のための魚網が並ぶ砂浜。このコーチン独特の漁法であるチャイニーズ・フィッシング・ネットを用いた漁とは、正方形の魚網の4端を丸太でつなぎ、その魚網を海に沈め、再度魚網を引き上げるといったもの。説明が非常に分かりにくいと思うが…、形はピラミッドのような感じ。ピラミッドの底辺が魚網で、ピラミッドの頂点に向かう4辺が丸太で構成されている。簡単な図を書いてみた。興味のある方はどうぞ。ネットを操っていた漁師に、基本的な質問をぶつけてみました。

「英語では、この網のことをチャイニーズ・フィッシング・ネットと言いますが、なぜ、チャイニーズなのですか?」
「うぅん…分からん」

次に目指した先は、ポルトガル人宣教師「ヴァスコ・ダ・ガマ」の墓がある聖フランシス教会。ヴァスコ・ダ・ガマは、1524年に、ここコーチンで亡くなったとのこと。10分間ほど椅子に座り、さまざまなことをお祈りする。しばらくしてから席を立ち、出口に向かうと、扉の外は猛烈な風と雨、しまいには雷まで鳴り出す始末。スコールってやつか。さらに1時間ほど教会の中で雨宿りして、その後、ドブ川のあふれ返った道路をはだしで歩く。途中、路上に多数のガラス片を発見。怪我をする恐れがあったため、靴を履いて、ジャボジャボと進む。。あぁ、宿に戻ったら、すべて洗濯しなければ…。エルナクラム地区に戻る船の中で日本人旅行者と出会う。話してみると、なんと同じ宿に宿泊中。宿までの道中で見つけた食堂で、2人コーヒーを飲みながら、いろいろ話す。俺は、彼からSARSについていろいろな情報をもらう。彼はゴールデンウィークを利用してのインド旅行中とのこと。4日前にインドにきて、今晩帰国するそうな。

 <洗濯:Tシャツ3枚、パンツ2枚、靴下2枚、スニーカー、ジーンズ>
 スニーカー、Tシャツ、ジーンズ、パンツ、全て洗濯する。ついでにインドの匂いがつきまくりの、他のシャツも洗濯。1時間くらいかけて洗濯。疲れた…。

 <悩み事:SARS>
 SARS問題って、そこまで深刻な事態になっていたのか。今日出会った彼からいろいろ話を聞いた結果、旅程の変更も考えなければいけないと思い始めている。俺の今後の旅程は、インド、ネパール、シンガポール、マレーシア、タイ、カンボジア、ラオス、ベトナム、中国南部、香港、台湾、韓国、日本というもの。どこが危険で、どこがそれほど危険でないのか。全く情報をもっていない。ただ、シンガポールと中国南部、香港はやばいってことは聞いたが…。他の国は大丈夫なのか?。感染原因、感染防止法等、わからないことだらけ。本当に困ってしまう。俺の旅行中、さまざまなことが起こりすぎて…。マイルを貯めているUnited航空の破産、チケット発行元Air Canadaの破産、イラク戦争、そして今度はSARS。なぜ、こうも災難が続くのか。今回の旅行で気づいたこと。「楽しみは取っておかないほうが良い」。イチゴケーキのイチゴは真っ先に食べろ!てことさ。アジアがメインの目的地だった俺の旅行。アジアを最後に持ってきたばかりにこんな有り様。真っ先にアジアに行っておけばよかった…。

 時間無いので、おしまい。
 
 

- 本日の出費 -

レート : Rs1(ルピー)=\2.5

- 移動費 -

From: To:
メイン・ジェッティー フォートコーチン・ジェッティー Rs3
フォートコーチン・ジェッティー メイン・ジェッティー Rs3
 

- 飲食費 -

ミネラルウォーター * 1 Rs10
中華のコース料理 (朝兼昼兼夕食) - サワースープ、生野菜サラダ、チキンチャーハン、牛肉料理 Rs85
ジュース * 3 (おやつ) Rs15
コーヒー * 2 (おやつ) Rs14
 

- 雑費 -

STYLE * 2 (たばこ) Rs20
宿代 Rs90

更新地 : Cochin ( INDIA )

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