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旅日記


2003年06月08日(日)
ダージリン

- 雨続き -

 
 ナマステ。

 6月5日にこの地に来て以来、不運なことに、連日雨続きです。ダージリンの街は、一日中雲の中といった感じで、期待していた世界3位の高峰「カンチェンジュンガ」の姿は全く持って見えず。もちろん、エヴェレストの姿もこれっぽっちも見えず。毎日、晴れの日を待ちながらこの地に滞在しています。

 さて、滞在している街が雲の中にあるといった感じは生まれて始めての経験です。山の頂上にある、このユースホステルのベランダから山麓の様子を眺めている時は、とても落ち着いた気分になれます。白い雲が次々と谷の下から登ってきて、街を包み込みます。時折、雲間から顔を出す太陽は、雲に包まれた街をオレンジ色に染め上げます。雄大なこの景色は、日本にいては決して経験することのできないものでしょう。また、夜景も大変素敵です。山腹に散らばる家々の窓から、ろうそくの炎のような光が漏れています。霧の中に、その小さな光を見るとき、思わずため息がもれてしまいます。しかし、この雲(霧?)のせいで、困ったこともあるのです。俺もやはり人間。終日景色を眺めているわけにはいかないのです。洗濯をするとき、その洗濯物は全くといってよいほど乾きません。

 前にも書いたとおり、現在ユースホステルのドミトリーに滞在しています。このユースホステル、なかなかのものです。値段が安いだけあって、ホットシャワー無し、停電時の対策無し、断水時の対策無し…、といったものです。ホットシャワーが無いだけに、5日にチェックインして以来、一度もシャワーを浴びていません。停電が多いため、めったにパソコンも使えません。断水が多いため、トイレに行きたい時に行くことが出来ません。そんなところです。

 話は一転して、今日は「ダージリン動物園」と「ヒマラヤ登山学院?」に行ってきました。動物園では、ヒマラヤに生息するトラや熊、レッドパンダ、孔雀といった動物達を見ることが出来ました。園内では、動物たちに、笑顔で「よっ!」と声をかけながら進みます。あるものは無視、またあるものはいぶかしげな視線を私に向けてきます。「なんじゃ、こいつは。文句あんのか?」ってな感じなのでしょうか。彼らには、俺の笑顔が通じているのでしょうか。「彼らと話ができたら、どんなに楽しいだろうか」、そんなふうに思った瞬間でした。ところで、子供の頃から動物園は少し苦手です。檻の中に入っている動物たちがどうも不憫に思えてしまいます。彼らにしてみれば、ここでは食事の心配をすることも無いですし、外敵に襲われることも無ありません。ここは、平和でとても快適な場所なのかもしれません。しかし、俺的には「見世物になってかわいそうだなぁ。自分の意志で山の中を駆け回ったり、友達や家族と一緒に暮らしたいだろうなぁ」と思ってしまいます。俺だったら、絶対嫌だね。いつも監視され、毎日、じろじろと視線を投げかけられ、そんな生活まっぴらごめんです。今日の食事が取れるかどうか分からなくても、また外敵に襲われる危険性があったとしても、自由に自分の意志で動き回ることが出来る生活を選ぶでしょう。また、ヒマラヤ登山学院?では、その博物館にて、ヒマラヤ登山の歴史やらについての資料を見てきました。特に訴えかけるものも無かったですが、唯一、そこにあった日本人女性登山家の資料が俺の興味をひきつけました。彼女の名前は、"タベイジュンコ"さん。女性として、世界初のエヴェレスト登頂者だそうです。知らなかった…。日本人女性が世界初だったなんて…。少し誇らしい気分になって、ゲストブックにでかでかと名前を残して帰宿したのでした。

 一つの場所にしばらくいると、会話を交わす人やら動物達が一日一日と増えていって、なかなか離れづらくなってしまいます。毎日のように通っているレストランの親父、朝チャイを飲みに行く駄菓子屋の親父、ユースホステルのスタッフ、ユースホステルの犬二頭。カンチェンジュンガとエヴェレストを見ることが出来たら、この地を離れようと決めていますが、いつになることやら…。雨季ということで、それをあきらめて、ネパールに向かうこともできるのでだけれども。どうしようかな。

 またね。
 

- 本日の出費 -

レート : Rs1(ルピー)=\2.5

- 移動費 -

From : To : 手段 : 値段 : 所要時間 :
宿 動物園 徒歩 - 1時間
動物園 宿 徒歩 - 1時間
 

- 飲食費 -

チャイ * 1 (朝食) Rs5
モモ * 10 (朝食) Rs10
チキンターリー * 1 (昼食) Rs35
 

- 雑費 -

FLAKE * 2 (たばこ) 10本入り Rs30
宿代 Rs40

更新地 : Darjiling ( INDIA )

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