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旅日記


2003年06月10日(火)
カカルビッタ
曇り
- 土木作業員、俺 -

 
 ナマステ。

 腰痛い…。

 なんで、俺が掘って掘って掘りまくらなければならんのだ。笑顔で引き受けた仕事だけれど、ほんの10分くらいと思ってた。それが数時間にも渡るなんて、予想だにしていなかったの。あなたの心はいっつも上の空。私のほうなんか向いてくれないの。でも、きっといつか振り向かせるてみせる。

 何書いているの? 俺。文の調子がおかしくなって、わけわからんくなってしまった。

 やりなおし。

 なんで、俺が掘って掘って掘りまくらなければならんのだ。笑顔で引き受けた仕事だけれど、ほんの10分くらいと思ってた。それが数時間にも渡るなんて、予想だにしていなかったの。

 朝11時起床。銀行に行って、全インドルピーをネパールルピーに両替。ネパールルピー紙幣はインドルピー以上にぼろぼろ。変色がひどいし、何か、湿っているし。1,900インドルピーが3,040ルピーになりました。1インドルピーが1.6ネパールルピー。固定相場だそうな。

 駄菓子屋でペプシ飲んでうだうだした後、旅行代理店に行って「カトマンドゥ」へのバスチケット購入。得意の学生証攻撃も効果なし。値段は560ネパールルピー。数件の代理店廻ったけれども、どこも値段は似たり寄ったり。こんなもんなのか?その後帰ホテル。洗濯をして、あまりに暇なんで心の洗濯をしに、近くの丘にでかけました。

 「ういーっす」
何かがんばって労働をしている親父がいたので、笑顔で声をかけてみました。どうやら、井戸を掘っている模様。まだ1mくらいしか掘れていないところを見ると、昨日今日開始した作業らしい。暇だったので、しばらく見学することにする。掘って、土を投げて、土が崩れて、掘って、土を投げて、土が崩れて、掘って、土を投げて、土が崩れて…。ちょっとー、"土が崩れる"が余計なんじゃないの? 土を投げる場所が良くないよ。土をこっちに投げろっつうの。もしくは、ある程度土がたまったら、崖の下に土を落としなさい。見ていて、やきもきしてきます。
「おっちゃん、こっちに投げれば良いじゃない」
「:@;p/@;@」
返答がネパール語(多分)だよ…。英語全く通じず。
「掘って、こっちに投げて、たまったら、崖の下に落とす…。分かった? たとえば、こんな感じさ。貸してみ」

 あやー、今思うと最後の"貸してみ"が余計だった…。俺が掘って、俺が投げて、親父が土を運んで…、俺が掘って、俺が投げて、親父が土を運んで…。おいおい、親父ニコニコしてるよ。
「何、やれっつーの?もっと?」
掘って、投げて、親父が土を運んで…。おいおい、もう30分だぜ。掘って掘って掘りまくり開始から。親父の笑顔を見ていると、どうにも「疲れた、やめる」とは言い出せない雰囲気。いいぜ、とことん付き合ってやるよ。掘って掘って掘りまくってやる。掘るよ、掘ればいいんでしょ。

 掘って、掘った、あぁ、なんか中学生くらいに習ったぜ。こんなの。「Hot、Hoter、Hotest」。比較級ってやつだ。ハリーホッターだ。「急いで掘れ!」ってことか? まぁ、いいや。比較級の話。確か最上級には「The」をつけるんだったなぁ。ところで、Mostの前にTheはつけるべきなのか?疑問だ…。中学生レベルの疑問だ…。Most beautiful なのか、The most Beautifulなのか…、だれか教えてくれ。そうそう、この前まで、Goodの最上級はGoodestだと思っていたよ。それがBestだったなんてさ。知らなかったさ。

 今日は酒も飲んでいないのだけれども、頭爆発気味。ドラゴンボールも真っ青、スパーキンだすよ。たまにこんな夜があるのです。何か、いろんなことががんがん頭に思い浮かんで、なかなか眠れない。何かのアイデアだったり、空想だったりさ。いろんなものがさ。そんなことを考えながら書いていたので、わけわからん。俺は天才なのか、あほうなのか。

 ということで、今日は掘りまくったのだ。明日はカトマンドゥへの移動日なんで、正直、早めに寝たいのだけれども。夕方16時に出発して、カトマンドゥには朝の7時到着。ぼろバスでの移動なんで、疲れそう。シートにリクライニング機能がついているらしい。それがせめてもの救い。

 寝る。

 おやすみ。
 

- 本日の出費 -

レート : Rs1(ネパールルピー)=\1.5

- 移動費 -

From : To : 手段 : 値段 : 所要時間 :
 

- 飲食費 -

ペプシ * 1 (おやつ) Rs15
インスタントラーメン * 2 (昼食) Rs22
ネパールターリー * 1 (夕食) Rs50
 

- 雑費 -

PINE * 1 (たばこ) 20本入り Rs52
宿代 Rs160

更新地 : Kakarvitta ( NEPAL )

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