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旅日記 |
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2003年02月16(日) ブダペスト 曇り - サラエボ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)-ザグレブ(クロアチア)-ブダペスト(ハンガリー) - |
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こんにちは。現在2月16日、日曜日の12時半(お昼)です。昨晩ハンガリーのブダペストに到着し、日本人宿である「ヘレナの家」という一般家庭にチェックインしました。ここはホテルとも言えず、ペンションとも言えず、プライベートルームとも言えず…、なんと言うんでしょうか。一般家庭の3部屋ぶち抜き1部屋(3部屋が合体して、大きな1つの部屋になっている)に9つほどのベッドが並んでいて…、そこに寝ているのは全て日本人で、もちろん「地球の歩き方」に掲載されているような宿ではなく、日本人バックパッカーの間でのみ知られている家。そんな場所です。ヘレナ一家が彼らのマンションの部屋を日本人旅行者に提供して、一家はその家賃収入で生活している。つまりモグリの宿といった感じが適切な表現でしょうか。一泊の値段は1,500フォリント、5泊以上の宿泊で、1泊1,200フォリントという値段になります。ユースホステルのドミトリーが1泊3,000フォリントくらいですので、ここは格安の宿といえるでしょう。しかも、豪華な昼食つき(ヘレナ特製の家庭料理が出てくる)ですので、1日1食の私にとっては、お金の面でも、また、栄養面でもとっても嬉しいのです。さらに、他の宿泊客が全て日本人ですので、盗難等にそれほど気を使わずに滞在することができます。なかなか居心地の良い宿です。 ところで、今日は日曜日のため、銀行が開いておらず両替ができません。何かをするための金が無いので、今日1日は宿にてだらっとしている予定です。ということで、ここハンガリーにいながら、昨日まで滞在したクロアチアのまとめでもしておこうかと思います。 クロアチアのザグレブに向かうため、"コグ"とともにとボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボの宿「コニャック」を後にしたのが、2月13日の午前でした。トラムでサラエボ駅まで移動し、列車のチケットを購入、そして、駅内の売店でタバコを購入していた最中でした。 「Hi! Japanese! どこまで行くの?」 英語で1人の女性が話し掛けてきました。年の頃35歳くらいでしょうか。 「これから、列車でクロアチアのザグレブに向かいます」 「あら!今、友達の日本人が、ホームに1人いるの。彼もザグレブに向かうから、一緒に行ってあげてくれない?」 「えぇ、いいですよ」 「ところで、私の名前はイヴァナ。よろしくね」 …どこかで聞いたこの名前… ギリシャの日本人宿に宿泊していたとき、一冊の情報ノート(日本人宿にある、日本人宿泊者が情報を書き連るノートのこと)に彼女の名前を見つけました。「これを読んでいる日本人男性の皆さん、サラエボに行ったら、ぜひイヴァナの宿に宿泊してみよう!」、「イヴァナの攻撃は激しすぎます!」、「断ると、宿を追い出されます!」、「あとは、行ってみてのお楽しみ」、大まかには、そんな感じのことが書いてあったように記憶しています。「そうそう、サラエボにはすごい宿があるらしい。イヴァナの家って言ったかなぁ。日本人男性は、必ずといって良いほど口説かれるらしいよ。今夜一緒に寝ましょうよって…」東欧を旅行している日本人旅行者とサラエボの話を始めると、大抵の場合、こういった話題が出てくるのでした。そう、私は超有名人である、そのイヴァナさんに会ってしまったのです。 ホームで1人列車を待っていた22歳の**君(秘密にしておきます)と合流し、イヴァナさんとともに記念写真をとり、そうこうしているうちに列車が到着し、日本人3人でザグレブ行きの列車に乗り込んだのでした。列車内で**君から聞いた話は、噂と少しも違わぬものでした。彼の言葉をいくつか。 「え?イヴァナは有名人だったんすか?」 「もう、こりごりです。疲れました…」 「昨日、俺がサラエボのバスターミナルに到着したら、彼女が声かけてきたんすよ。値段は1泊5ユーロって言うし、安いなぁと思って行って見たんすよ。トラム(路面電車)のお金も払ってくれたし、親切な人だなぁと思って、そのまま泊まる事にしたんすよー。そうしたら、まずびっくりしたのが、宿について10分くらいたった頃に、彼女がエッチな本を持参して、俺の部屋にやってきたんすよー…」 「"Tonight, No problem?"って聞かれたから、何のことか分からずに、"No problem!"って答えていたら、夜、イヴァナがガウンを着て部屋に入ってきたんすよ〜。断ったら、"ひどい!イヴァナは魅力無いのね!"って怒り出すんですよ〜」 こんな感じでした。**君には申し訳ないですが、思わず失笑してしまいました。さて、長くなってきたんで、世界には変わった人もいるもんだということで、この話題は終わりにします。 20時頃だったでしょうか。ザグレブの駅に到着し、駅内にてツーリストインフォメーションを探していた時でした。壁の横から、1人の男性が顔を出しました。目を凝らしてみてみると、なんと"ダイちゃん"ではないですか!、そう、昨日、我々より一足先にサラエボを後にしたダイちゃんが駅に我々を迎えに来てくれていたのでした。この人、岡山生まれ新潟育ち東京在住の旅行、女性、酒大好きの31歳。働いて旅行して、働いて旅行して…。そんな感じで人生を送っています。様々なことを知っていて、兄貴のような頼もしさなんです。あぁ、なんと感激!握手を交わした後、彼の誘導にしたがって、両替を済まし、駅前のユースホステルにチェックインしたのでした。 ユースホステルの部屋は6人部屋でした。値段は一晩85クーナ程度だったでしょうか。ダイちゃん、コグ、**君、俺の日本人4人とアメリカ人1人の5人で、2月13日の夜は就寝しました。 突然ですが、本当に俺って駄目な人。16日の夜は、上の段落まで書いて寝てしまったのです。←の文章を書いている今は、なんと2月22日。ということで、クロアチアの分は忘れてしまいました。 ということで、2月16日び分はこれにておしまいです。 |
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- 本日の出費 - |
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レート : 1E(ユーロ)=\130 レート : 1KM(マラカ)=\60 - ボスニア・ヘルツェゴビナ レート : 1KN(クーナ)=\15 - クロアチア レート : 1FT(フォリント)=\0.6 - ハンガリー |
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- 移動費 - |
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- 飲食費 - |
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- 雑費 - |
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更新地 : ZAGREB ( CROATIA) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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