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旅日記


2003年02月18(火)
ブダペスト
晴れのち曇り
- ブダペストの名所を歩く -


 こんばんは。現在2月19日の午前3時。今夜は夜更かししています。なぜなら、今夜は酒を飲んでいないからさ。そう、今夜は休肝日って奴です。1週間に1日はこんな日も作らないとって思います。もちろん健康のためを考えてってこともありあますが、「俺はアル中じゃないぞ!」って確認日でもあるわけなんです(半分まじで)。

 さて、今日の行動を記しておきます。そうそう、その前に昨日の行動も簡単に記録しておきます。

 昨日は朝9時起床。その後、両替のために銀行に行きました。ノーコミッション(手数料無料)でAMEXトラベラーズチェックを両替してくれる"OTP銀行"(市内のいたるところにある)と、もちろんノーコミッションで両替してくれるAMEXオフィス(場所はツーリストインフォメーションで聞いてください。ブダペストの中心部にあります)のレートを比較し、OTP銀行で両替を完了しました。ちなみに、レートはOTP銀行が1ドル224フォリント(俺が1ドル売って224FTを手に入れられるってことです)、AMEXオフィスが218FTでした。よくあるんだよね、こういうこと。AMEXオフィスより、銀行や両替所のほうが有利なことって。だから、要注意なのだ。あっ、それと、OTP銀行ではVISAやトーマスクックのT/Cもノーコミで両替可能です。その後は、友人に連れられて、とある旅行代理店を訪ねました。ここでは、本物の身分証明書(様々な施設で割引を受けられるあのカード)が1,100FT(550円)で作成可能なようです。作成時に尋ねられることといえば、氏名、生年月日、学校名のみという話です。パスポートや学生証の提示も求められないようです。バンコク等と違って、本物です。その後、いったん宿に戻って、通称、ヘレナ飯(宿の女主人、ヘレナが作ってくれる、無料のお昼ご飯)を食べ、宿の男5人連れ立って、"ルダシュ温泉"に行ってきました。この温泉は、最高!でした。ここの温泉は歴史のある男性専用の温泉なのですが、ゲイっけは全くなし、また、温度の違う浴槽、サウナが数種類あり、熱い風呂→熱いサウナ→ぬるい風呂…といった、気持ちよいつかり方ができるのです。ところで、ゲイっ毛の話ですが、ブダペスト市内には温泉が数ヶ所あるのですが、その中でも最も古い歴史を誇るのが"キラーイ温泉"です。ここは、曜日によって、たとえば、月水金が男性専用、火木土が女性専用という形になるのですが、男性専用日は、ここがゲイ専用温泉と化してしまうのです。ここを訪ねる人間の95パーセントくらいは男性愛好者の男性という話です。温泉の中でセックスしているカップルはいるわ、サウナでは互いを触りまくりという話です。この話はヨーロッパ中に知れ渡っているらしく、ヨーロッパ各国からゲイが集まってくるようです。彼らにとってはものめずらしく、かつ華奢な日本人男性が1人で行こうものなら、数人の現地人に囲まれて、非常に危険という話です。この話、冗談ではなく本当です。全く誇張していません。というか、興味本位でここを訪ね、不愉快な思いをした旅行者が、私の周囲に多数いるのですが、実際に話を聞いてみると、実情は激しすぎて、ここには書けません。ですので、男性に興味の無い私なんかは、キラーイ温泉がいくら歴史を持っていたとしても、気持ちが悪くて、訪ねる気にもなれません。もちろん、温泉の湯につかる気なんか毛頭ありません。ちょっと見てみたい気もするけれど、俺には無理です。レポートできなくて、ごめんなさい。昨日はそんな感じでした。

 さて、そして今日は観光の1日でした。ブダペストの王宮、国立美術館、国立オペラ劇場と3つの観光名所をまわりました。オペラ劇場では、もちろんオペラも観劇しました。タイトルは、"サロメ"。これは聖書の中の1話らしく、とても有名な話とのことですが、ドイツ語と思われる言語で劇が進みましたので、細かなストーリーが理解できず…。お姫様が囚人の1人に恋をして、それが王様の逆鱗に触れて、最後は悲劇として幕を閉じました。このお話、"禁断の恋"を表現したものと思われますが、詳しい方、誰か教えてください。しかしながら、60人規模のオーケストラと、プロの歌い手と、伝統的なオペラ劇場と、大変満足することができました。ちなみに値段は800FT(日本円で400円。安いほうから2番目の席)でした。ブダペストのオペラは、ヨーロッパでも3本の指に入るものだそうです。それがこの値段で体験できるなんて!。特にドレスアップする必要もなし、ジーンズとスニーカーで行ってきましたよ。楽しかった!。でもね、しっかりとオペラを観劇するには、演劇内容に関しての基礎知識が必要とされるみたいですし、観客達の観劇姿勢もミュージカルなんかに比べて、紳士的というか、飾り気が必要とされるというか、より厳格なイメージが感じられました。ここがアメリカ等でなく、ヨーロッパのせいなのでしょうかね。ブロードウェイで見たミュージカルなんかとは、少し雰囲気が異なりました。俺的には、よりフランクで、笑い出したりしても問題ないミュージカルのほうが好きかなぁ。

 今日はこれにて終了。
 

- 本日の出費 -

レート : 1E(ユーロ)=\130
レート : 1FT(フォリント)=\0.5

- 移動費 -

From: To:
 

- 飲食費 -

アップルジュース (夕食) 290FT
サラミ (夕食) - 昨晩の残りもの -
ヨーグルト (夕食) 79FT
 

- 雑費 -

マルボロライト (たばこ) - イタリアの免税店で買いだめした -
宿代 1,200FT
国立美術館費用 350FT
オペラ観劇費用 800FT

更新地 : BUDAPEST ( HUNGARY )

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