トップページ > 旅日記総合目次 > 世界一周旅行編目次 > ヨーロッパ編 > 旅日記

旅日記


2003年02月20日(木)
ブダペスト
晴れ
- ゲイになりました(うそ) -


 こんにちは。今日書かなければいけないことは…。気が重い。「行ってきました、キラーイ温泉に」。←男性専用の濃い温泉。

 メンバーは、俺、ジョン(イスラエル人。今日、駅に行った時に仲良くなった。奴が「この町に1泊だけしたいんだけれども、安い宿が見つからない」って言うもんで、ヘレナ(俺が泊まっている日本人宿の女主人)が、彼に安いホテルか何かを紹介してくれるかなぁと思って、俺がこの宿に連れてきてしまったのだ。そうしたら、ジョンもこの宿に泊まる事になって…。「日本人宿に、なぜイスラエル人がいるんだ?」ってびっくりしていた宿泊者の皆さん、迷惑かけてごめんなさい)、ヒロタくん、コウジくん、イシズくんの5人。

 日本人達は、「温泉だ〜。しかもゲイの。見るのが楽しみだ〜」。ジョンは、「温泉ってなんだ?行ったこと無いよ。皆裸で入るのか?」、そんな感じでした。ジョンには、「温泉だよ!日本人は温泉が大好きなんだよ!でも今日行く温泉は、普通の温泉と少し趣が違うらしいよ」と伝え、宿を後にしたのでした。

 感想:さすがでした。というか、行ったことを後悔しました。ちょっとばかり書いておきます。

・シャワー浴びていると、俺の後ろに人垣が出来る
シャワー室には扉も何も無いわけで…。俺がシャワーを浴びていると、恍惚の表情を浮かべながら、俺のことを見つめている若い奴、オヤジが多数いるんです。襲われそうで怖かった。

・温泉内では、皆抱き合っている
温泉内では、聞いたとおりのすごい光景が広がっていました。20歳くらいの少年と抱き合っている50歳くらいのオヤジ、乳首を触りあっているゲイカップル、互いの股間をさすり合うカップル、ディープキスを繰り返すカップル、プレイ中のカップル…。いずれのカップルも、一言も声を発することなく、続けているんです。あぁ、勘弁してくれ。ということで、温泉に行ったんだけれども、気持ちが悪くて、お湯に浸かれなかった俺でした。

・激しいアタックに疲れた
まだ相手の見つかっていない男性は、温泉の中央でアピールしたり、気に入った男性に近づいたりといった行動を取るのですが、その執拗なアタックが俺にも来るわけで…。25歳くらいの男前が、俺に執拗にウィンクしてくるんです。180cmくらいの男前の西洋人が、素っ裸で前から迫ってくるんですよ。しかもウィンクしながら。想像してみてください。うげー。目をそらしたり、場所を変えたりととっても疲れました。

というわけで、
やはり、もう気持ち悪いったら、ありゃしない。
 
 結局、20分くらいで温泉を後にしました。本当に勿体無い。1,000FTをどぶに捨てたような感じです。行くんじゃなかった。また、一緒に行ったジョンはかなりのショックだったらしく、
「I am really shocked…」
「I know. I went to a hot spring many times in Japan. Even me, I have never experienced like that…. It's so disgusting…」
「Yeah…」
と力無げに答えるのでした。

 私はもう結構ですが、行きたい人は行ってみてくださいね。

 以上。


- 本日の出費 -

レート : 1E(ユーロ)=\130
レート : 1FT(フォリント)=\0.5

- 移動費 -

From: To:
 

- 飲食費 -

ビール 500ml * 5 (夕食) 750FT
牛乳 (夕食) 145FT
サラミ (夕食) 350FT
ヨーグルト (夕食) 49FT
 

- 雑費 -

SOPIANAE LIGHTS (たばこ) 330FT
宿代 1,200FT
温泉代 1,000FT

更新地 : BUDAPEST ( HUNGARY )

前の日記へ 次の日記へ