旅日記


2002年3月6日(火)
トロント
曇り
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Free Schoolに通い始めました
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本日は写真なし

 取り立てて書くことがないので、最近通い始めた学校について書きましょう。

 この月曜から、学校に通い始めました。カナダにきてから早7ヶ月が過ぎました。この間何をしていたかというと…。
語学学校-最初の2ヶ月とちょっと通いました
仕事-何も(一切)していません
旅行-どこにも行っていません。ナイアガラに行ったくらい
では、何してた?-家でごろごろし、酒飲んで、寝る。たまに友達と遊び、酒飲んで、寝る。あとは映画見たり、散歩したり
こんなところかな? ね、有意義な7ヶ月間だったでしょ。

 あぁ、だめ人間だ。カナダでやっているコマーシャルでね、「Canada is sleeping Country.」ってナレーションの入るものがあるのだけれど、これってベッド屋さんのCM。この言葉、俺の生活にぴったりなのだ。

 あまりに退屈なんで、格安の英語学校でもないかなぁなんて探していたのだけれども、先週友人の香里が、いい情報をもってきてくれました。
「ある語学学校でね、英語教師の卵がただで英語教えているよ。もしよかったら、Applyしてみれば?」
こんな情報でした。おぉ、ただ? 普段はだらっとしている私ですが、こんなときの行動力は人一倍です。なんといっても”ただ”。うーん、すばらしい響き。実際は、最初に保証金として30ドル払い、1ヶ月の間に全クラスの90%以上出席すれば、最後の授業時に30ドルが戻ってくるという仕組みです。

 かおりから話を聞いた次の日、先週の木曜くらいだったでしょうか? 早速、その学校を訪ねました。
「すみませーん、ただのクラスがあるって話を聞いて、それについてちょっとお話を伺いたいんですが…」
「あぁ、Free Classのことね。Blah...Blah...Blah...Blah...」
「明日からとかって、参加できますか?」
「今いっぱいだから、Waiting Listに名前を書いていってください。次のクラス開始は、3月4日だから、当日にでもTELください。あなたの順番で参加できるかどうか、当日わかりますから」
そんなことでした。

 3月4日AM10:00、早速TELしてみました。
「すんません、Free Classについて聞きたいのですが…」
「fdagadsghaiojefjaiogjsfgreotjepaifjapigjap」
良く理解できなかったけれども…
「いえ、私は1週間前に申し込んでいて、Waiting Listに名前を載せておいたものなんですよ…」
「jkirjgfpsermfvgrekmsvosrtijtjogjsregfjsrpgjrgjsrcsdcms;d OK?」
「あぁ、ぜんぜん理解できないんで、後で、直接学校行きますわ」
そんなこんなで、PM2:00学校に向け、出かけたのでした。

 学校に着くと、まずはOfficeへ。デスクのおねえさんに近づきました。やばい、もしやこの人が今日の俺からのTEL受けた人か? AM10時の電話の主が俺と悟られないよう、ちょっと声色を変えて話し掛けました。
「すんません、Free Classについて聞きたいのですが…」
「私は4日前に申し込んでいて、Waiting Listに名前を載せておいたものなんですよ…」
お姉さんに気づかれないよう、念に念を押して、電話で言った”1週間前”から”4日前”にしているあたり、やるでしょ俺って。でも、多分ばれているんだと思うけど。

 ここで、結構頑張ったのです。
「たのみますよ〜、受けてみたいんですよ〜」
みたいな感じで。
そしたら、無事クラスに入れることになりました!

 授業は1日2時間。月曜から金曜の週5日。なんと、これでタダ。お徳でしょ。

 そうそう、ちょっとおかしな入り方したんで、Deposit(保証金)の30ドル払っていないのは、俺だけみたい。俺の場合、いつばっくれても、ただだね。電話がないんで、電話番号も教えていないし。学校に伝えているのは、氏名のみ。もちろん、そんなモラルに反することはしませんよ。がんばって最後まで通う予定です。

 今日は、こんなとこ。
更新地:トロント(カナダ)

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